2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ノーベル賞病?Journal of the Japan Skeptics の記事が注目集める

通常Skepticsは懐疑論者、無神論者のことであ るが、実際には当風流に言えば『反オカルト』 ということです。この団体は30年以上も昔 私とか副会長の高橋昌一郎教授が中心となって 作られました。 この団体の発行するジャーナル最新号に 『ノーベル病:知…

西風隆介『神神の契約』とコロナ巣ごもり

コロナ巣ごもり、と言ってもうすら寒い東京のマンション に寝転んで本読みにあけくれた生活ではダメだ。そこで、近 くの哲学堂公園、六義園などの公園、近くの神社仏閣は神田 明神、護国寺などが格好の運動場となる。 こんな折、知り合いの西風さんの表題の…

silegeneさま、スプールとループの説明

silegene 大槻先生の著書の『物理学演習』(1987年4月発行、1997年第3刷)に出てくる干渉じまは、上記「今は」に含むと考えていいのでしょうか?あと気になるのが、スプールとかループとか出てきて、スプールは日本語に直すと糸巻きかなと思うのですが、ルー…

奇々怪々三島由紀夫の自殺前の自衛隊本部総監

過日車で新宿から四谷の上智大学に向かっていたが 新宿東口で左折するのを一本間違えてに早めに左折し てしまった。右折して四谷に行くべく防衛省の前を右 折しなければならない。 右折しようとして車のスピードを落とした。とたんに 左から怒号が飛んだ。『…

私の本でなく他人の本についてのおたずね?

以下のようなコメント投稿がありました。 silegene 大槻先生の著書の『物理学演習』(1987年4月発行、1997年第3刷)に出てくる干渉じまは、上記「今は」に含むと考えていいのでしょうか?あと気になるのが、スプールとかループとか出てきて、スプールは日本…

光子、電子など量子の干渉縞などまったくの嘘

光子、電子などの2重スリットでの干渉縞をよく 話題にしますがこれはウソです。今は光子1個、電子 1個で実験ができるようになりました。当然のこと ながら干渉縞など見えません。干渉縞が見えるのは 光子も電子も超多数個入射した実験でのことです。 量子と…

可視光線は物体を通りにくい、何故?

光子や電子の物体透過現象について質問がありました のでお答えします。光子、とくに可視光線は相当薄く しても金属や半導体を透過しません。これは光子が、 荷電粒子、特に自由電子と強く相互作用するためです。 これがコンプトン散乱です。もちろんエネル…

『パリティ』とは何か

私が33年間、丸善から出版してきた物理科学専門誌 は『パリティ』です。そのパリティとはどういう意味 なのか、という質問をたびたび受けますので解説しま す。 互いに等速直線運動をしている系の座標変換がロー レンツ変換です。物理の基本法則はすべてロー…

ロシアのコロナワクチン『スプートニクⅤ』91.6%の有効性、日本の巨大製薬会社はやらないと?!

(毎日新聞より引用) 5日、訪露中の欧州連合(EU)のボレル外務・安全保障政策上級代表(外相)がラブロフ露外相と臨んだ記者会見。反体制派指導者ナワリヌイ氏の収監決定などを巡り緊迫した雰囲気が漂う中、ロシアのワクチン「スプートニクV」に関する質問…

さらに大槻からのコメント、『運営側のコメント』などないです、しかもIQmanなんて!

silegene IQmanさんて運営側のひとですよね。 昨日はH大出身の友人がいるというコメントで書き換えられていますが。それに対する返信ですよ。 (大槻からの回答) コメント欄の書き込みに『大槻側のコメント操作』なんて 姑息なものはありません。IQmanもま…

トンチンカンな質問にトンチンカンな回答

(本ブログのコメント欄への質問) IQ_man silegene博士、量子コンピューターってどういう仕組みなんですか?僕が思うには、機械の中身がからっぽで、無線でつながっていて、光のスピードでは限界がるから漁師もつれのスピードは何億光年の距離を瞬時に伝えら…

東電廃炉作業、お先真っ暗、取り出す超高レベル放射能廃棄物燃料デプリ

(朝日新聞2月11日より引用) 「目標通りできないのはじくじたるものがある」。国と東京電力は昨年12月24日、福島第一原発で2021年中に予定していた溶け落ちた核燃料(燃料デブリ)の取り出し着手を1年程度延期すると発表した。東電の廃炉部門トップの小野…

Pamdamingさま、量子論の観測問題

大槻様 質問です。 量子力学の観測者効果というのは人間の意識は関係あるのでしょうか。 (引用終わり) 量子論に人間の意識、意思はまったく関係ありません。 明治大学で光子の2重スリットによる干渉縞が人間の 意思で変化するという『実験』をNHKで放送し…

昨日の本ブログ、日経も『コロナワクチン接種遅れは国の危機管理の甘さ』と批判

(日経新聞2月8日からの引用) コロナ禍2年目となる2021年は間違いなく 「ワクチンの年」になるだろう。ウイルス の感染拡大を上回るような勢いで、世界で ワクチン接種が広がる。国内でも2月中旬 から始まる見通しだが、主要国ではしんが りになった。国の…

菅総理の最大の失政、コロナワクチン接種未だになし、先進国で最悪

コロナワクチンも手当せず右往左往。『緊急事態宣言 で三蜜さけよ』と叫ぶがそれもシブシブ。すでに先進 国は12月からコロナワクチン接種は続いている。イス ラエルはもうすでに住民の60%が接種を受けた。感 染者は半減している。カナダは全人口の数倍の…

論語、学んで思わざれば。。。、50歳ごろまで私がそうだった

孔子いわく 『学んで思わざればすなわちくらし、思うて 学ばざればすなわちあやうし』 もちろん私は論語を若いときに読んだ。そして 怪力乱神を語らず に感銘した。若いころから唯物論だったからだ。しかし 『学んで思わざれば。。。』に気がつくことはなか…

論語、人の生と死、未だ知らず、文学の永久の課題

孔子のたまわく『未だ生を知らず、いずくんぞ死を知ら ん』 孔子は答えた。自分は未だに生を知らないのに、まして 死など知るものか!生を知らないからこそ文学は永遠に 栄える。文学の真の芸術性はその生を語ることにある。 もちろん生を語ることは恋を語る…

論語の唯物論、オカルトと宗教の否定

何よりも感動したのは 怪力乱神を語らず でした。私があらゆる著書で強調し、テレビ、ラジオ 講演で言い続けてきたことです。おかしげなこと、怪し げな話語らない。奇妙な力、怪しげなパワーを語らな い。乱れたこと、規則性のないもの、法則性のないもの …

論語を繰り返し読んだ、大半はばかばかしいざれ言、しかしたまにぴかっと光る一言

ふと気の迷いから論語を読んだ。もちろん大半が古臭い くだらない親孝行と権力者に忠誠を誓うことのお説教。 論語は権力者にとってのみ都合のよいものだ。とても 腹が立つ。しかしフト眼がさめるような哲学がちらつく。 例えばこうだ。論語巻6の12 季路と…