論語の唯物論、オカルトと宗教の否定

 何よりも感動したのは

   怪力乱神を語らず

でした。私があらゆる著書で強調し、テレビ、ラジオ

講演で言い続けてきたことです。おかしげなこと、怪し

げな話語らない。奇妙な力、怪しげなパワーを語らな

い。乱れたこと、規則性のないもの、法則性のないもの

を語らない。一見まったく不規則、乱雑な現象と思われ

ていたものも十分な、特別な、独特な規則性を持つことが

最近の物理学で明らかになってきました。神を語らず、は

れっきとした反宗教です。

 私は10年以上前、テレビタックル

  カイリキランシンをかたらず、だ !!

と叫んだら居並ぶ出演者のだれもキョトンとしていました。