歓迎してくれたのがまずショップ、次もショップ、これがアイヌ民族共生象徴空間?ウソだ、これはショップ空間だ!

 タクシーでウポポイに降りると3人(!)の男性が寄って

きた。どこに行くのか、と聞くから『ウポポイに来たのだ

からウポポイに行くに決まってるだろう』と答える。『ウ

ポポイは分かるがウポポイのどこに行きたいのか』アイヌ

博物館に入るのならこれをまっすぐ、ゆるく左に曲がり

なさい。

 そのとうり行ったら『歓迎の広場』という場所に

着いた。この広場でただ一つの建物に入った。『いらっ

しゃいませ!』ん?!いらっしゃいませ、とは何だ?

すぐわかった。ここは土産物やみたいだった。ウポポイ

最初の歓迎がみやげショップ?いやな予感がした。

 即座に飛び出してそのまま広場の奥に進んだ。迷い

込んだところが奇妙なところ。コンクリートの高い

塀に囲まれた道を歩く。『いざないの回廊』とある。

こんなものが何の意味があるのか?

 もうへとへと、もう帰ろうか?それでもやっと

『エントランス棟』にたどりついた。ここが入口な

はずだ。なぜならエントランスという英語が私は分かる

からだ。ところがその、私の英語が間違っていた。

 そこは入口ではなく何と、何と、右側の建物はショッ

ピング、左側の建物はフードコートとレストラン!何?

まだ入り口でなくショッピングとフードコートとか。

もういい加減にしてくれ!もう帰ろうよ!

行って来ました、北海道、国立アイヌ博物館、 象徴空間って何だ?

正式な名前は 『ウポポイー民族共生象徴空間』。

はじめからイヤな予感がした。『象徴空間』とは

意味不明。アイヌの文化、風俗、言語を知ろうと

わざわざ出かけたのだ。それがほとんど何もな

し。『空間』はタダの空間か?ただそれにして

はおびただしい案内人の数。第一『民族共生象徴

空間』という、訳の分からないだだっ広い『空間』、、

つまりここは仕事のない、アイヌ系の人を国で雇

ってあげる、失業対策空間なのか?それにしては

ここで働いている案内人、3人に聞いたがだれ一

人も『ウポポイ』の意味を知らなかった。

 那須は福島空港が近いからここにくるまを置き、

ここから千歳空港に飛んだ。空港はジリジリと照

り付ける真夏の太陽。ところがたった1時間北に

飛んだ千歳空港はどんよりとした雨模様。梅雨

前線がここまで北上していた。黒い雲がにっこり、

やあ。久しぶりだなあ!

 『北海道に梅雨がない』など、だれが言ったウソ

なのか。ウポポイの町、白老町にはホテルはない、と

言われたので途中の苫小牧市のビジネスホテル『ドー

ミーイン』に一泊。ここは普通のビジネスホテルだっ

たが、何と温泉だった。9階屋上には露天風呂まであ

る、かけ流しの無色透明の良いお風呂だった。

 それはうれしかったのだが、ホテルのまわりには、

レストランらしいものが一軒もないではないか。な

んとあるのが居酒屋が4軒。ナニ?ここは『夜の街

、新宿歌舞伎町』なのか?それにしてはけばけばしい

ネオンもない。お飲み物は?と聞かれてお水!

 それでも苫小牧は北海道有数の港町。さぞ魚がおい

しいのだろう。これが期待はずれ!魚はマグロもカツ

オも『ぐたっとして』おいしくなかった。がっかり。

北海道、先が思いやられる。

   (つづく)

ルーツを求めて北海道白老町へ

 私は宮城県角田市小田赤生(アコウ)地区が

出身地です。このアコウという漢字は辞典には

なく、またパソコンの検索でもでてきません。

そのこともあってこの赤生はアイヌ語ではない

かと長年思っていました。私のルーツはアイヌ

ではないのか?

 先祖が土地の豪農であり、また「小田川」と

いう名の造り酒屋でした。子供のころ、まだ大

きな蔵がたくさん並んでいました。土地の庄屋

でしたから先祖の姿を描いた肖像掛け軸が何枚

も残っていました。

 この肖像画を見ればその絵は明らかに眉毛が

濃く眼は大きく落ち窪んで、どう見てもアイヌ

の風貌でした。もっともわれわれ兄弟の世代に

なると曽祖父が子供がなく、アイヌは断絶、隣

地蔵堂地区の庄屋から養子を迎えました。

 それはともかく私はこのアコウという意味が

知りたいと長く願っていました。北海道のアイヌ

施設に行けば分かるのではないか。もちろん北海

道はたびたび訪問しました。学会もありましたが

講演依頼が多数ありました。しかしその時はスケ

ジュールが蜜に組まれていてアイヌ関連施設を訪

問する予定などまったくなかったのです。

 それがコロナのおかげ!暑い夏、やることなく

那須にあくびしてました。それに飛び込んできた

ニュース。北海道白老町アイヌ民族博物館ウポ

ポイ。即座の予約。今日、これから那須に近い福

島空港からウポポイをめざします。

梅雨明け、喜んだのはカナカナゼミ、それが不思議な鳴き方

昨日の梅雨明け宣言、喜んだのは私ではなくカナカナゼミ。

夕方、暮れるまじか、一斉になきだした。窓の外の何百年

ものドングリの大木の中。カナカナゼミはきまって夕暮れ、

薄暗くなってから、それにまだ薄暗い早朝にしか鳴かない。

何故か?薄暗い方が自分の不格好な姿がメスに気づかれな

いので好都合なの?いやいやカナカナはセミのうちでは結

構イケメンではないか!

 それにもっと不思議なのはこのカナ カナ  カナ。。

という断続的な鳴き声は一斉に唱和するのだ。何十匹の

セミの唱和は見事だ。一体だれが指揮者なのだ。その指揮

者のタクトの最初の一振りはだれがどうやるのだ?ドング

リの大木の10mぐらいの高さに停まっている、ことに大

きく偉そう奴を長い竹竿で追い払った。指揮者はいなくな

ってカナカナに乱れが生じるだろう。しかしもとの整然と

した唱和に変化がなかった。

 物理学者が生物学者の真似事やるのはここが限度。カナ

カナの指揮者の見分け方、分かる方教えてください。

『大槻は大学から見放され、やむなく市民大学と高校講師』批判にめげず、SSHやりました

 「 大槻は『ゴルフをやりたくて大学辞めた』と公言

してしまって大学辞め、その後は当然ながら地方私大

の学長職はおろか、客員教授や講師の口もない。今ご

ろになって、想い余ってボランティアと称して市民大

学やら、サイエンスカフェやらををやってご満悦」と

の批判にもめげず、昨日は大田原高校で、

  『宇宙は量子ゆらぎで始まり、ビック リップで

  終わる』

と題して講演を行った。

 何しろこれまでの宇宙137億年、これからの

宇宙220億年をたった1時間で話すのだから、

密度が濃すぎた。途中から自分で深入りすぎ、や

りすぎと自問自答しながらはしょりにはしょった。

おかげで肝心なことを言い忘れてしまった。

 一つは量子ゆらぎから相転移起こったときの

、解放されたエネルギーがインフレーション加速

膨張のエネルギーとなったこと。もう一つはビッ

クバン宇宙のガンマ線が現在『宇宙背景放射CM

B』として観測されたこと。インフレーションの

相転移エネルギーは忘れたというより無理に深入り

しない、との判断から触れなかった。しかし、CM

Bの方はまったく話すのを忘れてしまった。

 幸いこのSSHは一回限りではなく今後数か月

に一度の割合で継続してゆくというから、追加の

機会があるだろう。もっとも次回は生徒が来なく

なるのではどうしよう?!

多すぎる大学,コロナヒステリーで倒産の危機

 

 コロナヒステリーで『3蜜』という名の隔離

政策をとったから、学生が来なくなった。また

新年度には学生は来なくなる。すでに地方国立

大学は学生数減少が進み、隣接する県にある国

立大の統合の動きが進行していたが、これがコ

ロナヒステリーでますます促進される。

 私立大学は言うにおよばず。とくに地方の私

立大学はもともと定員割れが続いていたので、

このコロナヒステリーで万事窮すの状態。弱小

私立大学はアルバイト目的で来日してくる外国

人学生の、ビザ取得目的の『かくれ学生』『ま

ぼろし学生』『幽霊学生』で成り立ってきた。

 コロナヒステリーでこの『幽霊学生』はパタリ

と来なくなった。わずかに戻って来ても、彼ら、

彼女らのアルバイト先はない。だから大学には

来ない。大学は隠れ蓑だったから、つまり学問

などもともと興味がなかったから、こういう事態

になれば弱小私大はもろいものだ。

 学生の来ない、来ても学問などとほど遠い若者

でかろうじて存立してきた弱小大学など、公費で

助成する必要などない。第一大学の数が多すぎた。

地方住民にとって『わが町に大学が来る』ことは

悲願だった。県議会の県議選公約でも国会議員の

選挙公約でも、票になるのは地方の辺鄙なところ

に大学を誘致するすることであった。

 かくて日本では大学の数はとんでもなく多くな

ってしまった。いまこそ淘汰の時期である。日本

はおかしな『大学バブル』。ヨーロッパなど、大

学は指で数えるほどしかないではないか。

野草の花々、千変万化、形も色も、想像絶する多様さ

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 23年ぶりの那須の夏。太陽の顔も見ない日がもう20日以

上。それでも庭には雑草また雑草。いくらあばらやでも、訪

れる人もないけれど、やっぱり雑草は刈らねばならない。第

一放置すれば蚊、ぶよ、蛇のたまり場になる。山頭火センセ

イなら、友達が出来たと喜ぶだろうが、まさか私はまだ彼ほ

どは枯れてはいない。

 雨の合間にフト気がついた。山のような草の中に当然

    草花、雑草花、つまり雑花

が咲いているのだ。何となく刈り取るのが可哀そうになり、

一本一本丁寧に抜き取ってやると片手いっぱいになる。そ

のまま捨てるのも可哀そうだから、家中、やっと探して花

瓶に活けた。最初のうちはみすぼらしかったけれど、3日

もすれば花瓶いっぱいになる。それが7月26日に投稿した

写真です。

 日光きすげ、月見草は分かりましたが、この猫のしっ

ぽのような黄色花は何だろう。長さ3cm、小指の太さ

位。最初、このしっぽにはびっしりと産毛が生えていま

した。これが花になるとは知らず、捨てようと思いまし

たが、そのうちこの産毛の先が膨らみ、やがてここに黄

色い花の粒が咲いたのです。やがてしっぽ一本が黄色花

粒の塊になったのです。

 おかしな花はこれだけではないのです。ほとんどすべて。

形もおかしい、色もおかしい。つまり形は千変万化、色も

そう。色は真っ赤のからまっ黄色、真っ白、ムラサキ。し

かもこれが一部筆で掃いたような絵柄なのです。

 どんな画家も、どんな彫刻家も決して真似ができない

でしょう。まったく自然の不思議な造形美です。もちろん

世には物知りの人も多いでしょう。『大槻はくだらない

野草に感動している。バカだ。そんな花、全部知ってる

よ。名前も教えてやる!』と。

                12;30 時点の追記

 小さい棒状の黄色な雑草について10種類ほどの

 名前を読者の方から教えていただきましたがいず

れも違うようです。そのうち、ブタクサが一番似て

ましたが、葉がまったく違ってました。