論文の盗用事件、物理学分野では起こりえない奇怪なこと

    (読売新聞からの引用)

 鳥取大は7日、農学部の男性元准教授(30歳代)

が発表したカニ殻に含まれる「キチン・キトサン」の

効用に関する4本の論文で盗用があったと発表した。

元准教授は3月に一身上の都合を理由に退職している

が、盗用は認めており、今後、処分を検討する。

   (引用終わり)

 4本もの論文で盗用だと?!物理学の分野ではこの

ような盗用など考えられない。投稿された論文は編集

委員会で閲読後、各分野の専門家に査読を依頼する。

ほとんどの場合盗用された論文の執筆者がえらばれる

からこの段階で即座に盗用が暴露される。もし選ばれ

なかったとしてもこの専門分野に精通した研究者にま

わされるので即座に盗用は分かる。

 しかしこんなまわりくどいことにならなくても、

論文作成の前に学会発表されるのでその段階で盗用は

明らかになる。逆の学会発表もなくいきなり4本もの

論文が投稿されたらこれはツバつけて審議する。

 またその前にまわりの研究グループが絶えず議論し

ているのが普通だからその段階で怪しい盗用はすぐバレ

るのだ。これらは物理学分野の常識である。このような

常識が通じないことが農学部にはあるらしい。信じられ

ない。