論語を繰り返し読んだ、大半はばかばかしいざれ言、しかしたまにぴかっと光る一言

 

ふと気の迷いから論語を読んだ。もちろん大半が古臭い

くだらない親孝行と権力者に忠誠を誓うことのお説教。

論語は権力者にとってのみ都合のよいものだ。とても

腹が立つ。しかしフト眼がさめるような哲学がちらつく。

 例えばこうだ。論語巻6の12

  季路という弟子が孔子に聞いた、『敢えて死を問う』と。

   孔子のたまわく『未だ生を知らず、いずくんぞ死を知ら

ん』

 また為政2の15

 孔子いわく 『学んで思わざればすなわちくらし、思うて

学ばざればすなわちあやうし』

 論語4の20

 孔子、『怪力乱神を語らず』と。