ロシアのコロナワクチン『スプートニクⅤ』91.6%の有効性、日本の巨大製薬会社はやらないと?!

 

                   (毎日新聞より引用)

 5日、訪露中の欧州連合EU)のボレル外務・安全保障政策上級代表(外相)がラブロフ露外相と臨んだ記者会見。反体制派指導者ナワリヌイ氏の収監決定などを巡り緊迫した雰囲気が漂う中、ロシアのワクチン「スプートニクV」に関する質問が出ると、ボレル氏の声が弾んだ。 

 この3日前、約2万人が参加したスプートニクVの最終段階の治験で91・6%の有効性が確認されたという中間結果が英医学誌「ランセット」に公表された。60歳以上でも同様の有効性があり、重い副作用は確認されず、接種を受けた後に発症した場合でも重症化した事例はなかったという。

 この論文の発表後、ロシア製ワクチンに懐疑的だったEU加盟国でも「良いデータを受け取った」(メルケル独首相)など好意的な反応が相次いでいる。欧州各国がワクチン供給の遅れに頭を悩ます中、独自にスプートニクVの購入契約を結んだハンガリーは11日から接種を開始した。他の加盟国はEUで医薬品の審査を行う欧州医薬品庁(EMA)の承認手続きが終わるまで待つ方針だが、安全性が確認されれば、購入の動きが加速しそうだ。

        (引用終わり)

 日本の巨大製薬会社は世界的にトップクラスで抗がん剤

抗生物質などの開発では世界の先頭を切っている。ノー

ベル医学生理学賞もいくつも接近している。

 その日本で今回のコロナワクチンで大変な遅れをとって

いるのだ。そのため世界の主要国はすでに12月からワクチン

接種が始まっているのに日本はやっと本日医療関連者の接種

となった。

 一体ロシアや中国ではコロナワクチン開発が1年前から始ま

ったのに日本はどうしたのだ。理由は簡単。

  『ワクチンは儲からないからやらない』

と。信じがたい言い訳だ。企業が儲からないというなら政府

が儲かるように資金援助をすればいいのだ。

 国民が戦時中のようなインフルエンザの流行に恐れおのの

いているとき『自由主義経済』は金もうけが第一とうそぶく

経営者、それをコントロール出来ない政府。ここに『自由

民主主義』の弱点をさらけ出した。