行って来ました、北海道、国立アイヌ博物館、 象徴空間って何だ?

正式な名前は 『ウポポイー民族共生象徴空間』。

はじめからイヤな予感がした。『象徴空間』とは

意味不明。アイヌの文化、風俗、言語を知ろうと

わざわざ出かけたのだ。それがほとんど何もな

し。『空間』はタダの空間か?ただそれにして

はおびただしい案内人の数。第一『民族共生象徴

空間』という、訳の分からないだだっ広い『空間』、、

つまりここは仕事のない、アイヌ系の人を国で雇

ってあげる、失業対策空間なのか?それにしては

ここで働いている案内人、3人に聞いたがだれ一

人も『ウポポイ』の意味を知らなかった。

 那須は福島空港が近いからここにくるまを置き、

ここから千歳空港に飛んだ。空港はジリジリと照

り付ける真夏の太陽。ところがたった1時間北に

飛んだ千歳空港はどんよりとした雨模様。梅雨

前線がここまで北上していた。黒い雲がにっこり、

やあ。久しぶりだなあ!

 『北海道に梅雨がない』など、だれが言ったウソ

なのか。ウポポイの町、白老町にはホテルはない、と

言われたので途中の苫小牧市のビジネスホテル『ドー

ミーイン』に一泊。ここは普通のビジネスホテルだっ

たが、何と温泉だった。9階屋上には露天風呂まであ

る、かけ流しの無色透明の良いお風呂だった。

 それはうれしかったのだが、ホテルのまわりには、

レストランらしいものが一軒もないではないか。な

んとあるのが居酒屋が4軒。ナニ?ここは『夜の街

、新宿歌舞伎町』なのか?それにしてはけばけばしい

ネオンもない。お飲み物は?と聞かれてお水!

 それでも苫小牧は北海道有数の港町。さぞ魚がおい

しいのだろう。これが期待はずれ!魚はマグロもカツ

オも『ぐたっとして』おいしくなかった。がっかり。

北海道、先が思いやられる。

   (つづく)