観光資源化するアイヌ、に歯がゆさ、と田中俊介さん、私と同じウポポイ批判

 親友と食事したら昨日『論座』に田中俊介という人

が私と同じようなウポポイ(民族共生象徴空間)の批

判を書いてることを教えてくれた。

 筆者はまず国をあげてウポポイの宣伝をやってること

を嘆く。『北海道に向かう飛行機の側面、高速道路の

表示板など過剰な宣伝』は何だと。

 実際現場を見学すると、『アイヌの歴史を単なる観光

資源』として」消費している』と。それはそうだ、私の

探訪記にあるようにのっけからお土産屋、おみやげや、

おみやげ店。すでに指摘したとうりである。

 田中さんは言う。『教育現場では「日本人」と徹底的

に分離され、「旧土人」に対しは皇民化化教育を押し付

けた。ひどかったのは日本官憲が介在してアイヌの土地

を収奪したことだ。

 このようなアイヌへの抑圧と収奪がなかったように今

アイヌ文化は観光化されてしまった。その象徴がウポポ

イなのだ。ウポポイで過去の差別が帳消しにされてはた

まらない。