23年ぶりの日本の夏、梅雨どきでもセミとウグイス、でもホタルはどこ?

6月から9月まで、この23年間、カナダ東部の

バンクーバーで過ごすようになってから、今年

で23年。すっかり日本の夏を忘れていた。そ

れがコロナヒステリーのおかげで未だにバンク

ーバーには行けないので、やむなく那須の梅雨

を満喫している。

 そう、皮肉ではなく本当に、那須の梅雨も、

捨てたモノではない。連日雨模様(雨が降った

り、止んだり)でも早朝ウグイスの声の集団に

眼をさます。名も知れぬ小鳥が窓辺にうろつい

ている。突然セミの声。

 雨が止むと蝶々の乱舞。小さいのやら大きい

のやら、白いのやら黄色いのやら。庭には野生

ヤマユリが咲いてきた。大きい花束が重なり

合って一斉に咲いた。柿木の根本に肥料に、と

思ってばらまいた生ごみからカボチャが生えだ

した。カボチャにはきれいな黄色い花がどんど

ん咲き乱れる。

 夕方、庭の椅子にぼーっとして緑一色の南の

山を眺めていたら、何かホホをかすめた。トン

ボだ!じつに23年ぶりのトンボ!おいおい、

ニッポンのトンボ、まだ生きていたのか!そう

言えばホタルはどうした?

文科省SSH(スーパーサイエンス)指定で戸惑う高校

 近くに関東北部有数の高レベルを誇る大田原高校

がある。この高校は当然のことに、文科省のSSH

指定を受け、それなりの予算措置を受けたという。

 そこでこのSSHなるものを見てみよう。

   (以下文科省HPからの引用)

文部科学省では、将来の国際的な科学技術関係人材

を育成するため、先進的な理数教育を実施する高等

学校等を「スーパーサイエンスハイスクール」とし

て指定し、学習指導要領によらないカリキュラムの

開発・実践や課題研究の推進、観察・実験等を通じ

た体験的・問題解決的な学習等を平成14年度より支

援しています。

           (引用終わり)

 文科省はよく知っているのだ。高校の物理の教科

書が旧態いぜんたること。私が高校の教科書を書い

たとき文科省教科書検定官とおおいにやりあった。

先進的なクオークブラックホール超伝導のこと

を書いた私の原稿をすべてこの検定官は拒否した。

そして自分たちも大槻先生の言うがごとく先進的

な内容を入れるべきと思っているがそれが産業界

の要望が強く結局力学、電磁気中心になってしまう、

と。(ちなみにこの検定官は私の教え子)

 しかしこれは物理だけなのだ。化学、生物、地学

の教科書を見よ。まったく先進科学に一新、二新

されているではないか。化学は何と量子力学から

始まる。生物はDNA、細胞が中心、地学は現代

地球物理だ。高校の、とくに生物、地学の教科書

は今でも私の愛読書だ。

 そこで彼らは考えた。SSHだ。これは物理の

教科書の枠を飛び越えよという意図と解釈できる。

文科省HPにちゃんと書いてあるではないか。『

学習指導要領を超えた先進的な理科教育。。。』

と。しかも自分たちのこれまでの地方国立大学の

物理教員養成がオソマツなことをちゃんと知って

いるのだ。

 したがって現在の理科教員養成のレベルでは、

SSHの目的をはたすことには不十分であること

文科省は良くしっているのだ。だから文科省

SSH推進要綱に『近くの大学教授グループや

民間企業研究者などの活用』をうながしている。

 しかし、北関東、栃木、群馬、それに宮城を除

く東北地方の高校で協力してくれる大学関係者、

企業研究者などほとんどいない。先にあげた大田

原高校でも同じこと。

 そこで、またまた私大槻がしゃしゃり出た。自ら

好んで、まったくのボランティアとして講演、討論

、実験指導をやる。のっけから大きく、先先進テーマ

で生徒を興奮されば良い。題して最初の講演のテーマ

  『量子揺らぎから始まってビックリップで終わる

    宇宙の進化』

2回目以降は『量子もつれ超伝導量子コンピュータ

『第5の力?交換相互作用と共有結合』などなど。

 内容と大田原高校SSHの模様はその都度本ブログ

で報告します。

 

 

 

 

コロナ専門家会議、政府に利用され尽くし、あげくポイ捨て

  政府に召集されたコロナ感染症『専門家会議』は

専門家など一人もいないのに神のご宣託をやってしま

った。コロナがまったく新しい感染症なら世界にこの

感染症の専門家など一人もいないはずだ。ところが政

府はそのコロナ感染症専門家会議を立ち上げ、その意

見は神の『ご宣託』となった。

 安倍総理大臣閣下など記者会見で『専門家の意見に

従えば。。。』『専門家会議の了承を得て。。。』『

このことは専門家会議のご意見にしたがって。。。』

と、同じ記者会見で、私が数えただけでも7回もの

『専門家』の引用があった。(もっとも小池都知事

も似たりよったりだった)

 まさにこの間、専門家の意見は『神のご宣託』のよ

うだった。この神様、もちろんコロナの専門家などい

なかったから、じつに単純なご宣託をくだした。それ

が『3蜜』の推進だった。つまり、すべての人の『隔

離』『遮断』『孤立』化なのだ。

 こんなことが人類に出来ることではない。これが出

来たら武漢の最初の感染者を地下牢にでも閉じ込める

他なかった。それが出来なかったのだから、人類の隔

離などできるはずはない。しかし専門家はこれを提言

した。いや、これを提言するしかなかったのだ。専門

家には『人類が分かる専門家』はいなかった。感染症

の専門家のみ。

 彼らは政府から諮問されたのは感染の拡大防止、た

だそのことだった。その諮問に応えるのはただただ、

『隔離』『3密防止』を提言する以外にはなかった。こ

れには経済も政治も社会も念頭になかった。これによ

って経済はずたずた、社会、教育も崩壊。今や2万社

もの中小企業が『事実上の倒産』。政府は専門家のご

神託が誤りだったこにやっと気づいたらしい。

  (以下朝日からの引用) 

専門家によって菅氏に示されたのは、直近1週間の新

規感染者数が人口10万人あたり0・5人以下でないと

解除できないという案だった。東京にあてはめると

1日あたりの感染者数はおよそ10人。当時は連日10

人以上の感染が確認され、30人を超える日も多かっ

た。「経済は大事ですよ」。菅氏は繰り返し安倍晋

三首相に進言した。4月7日に初の宣言が出されてか

ら数日後、菅氏の携帯電話には、旧知のレストラン

経営者から窮状を訴えるメールが届いた。「この自

粛が続けばもう生活できません。コロナの死者より

も自殺者のほうが上回ることになりかねません。。。

   (引用終わり)

 そこで専門家会議は突然廃止された。座長にすら何

の事前了解もなく突然。神様のご宣託には別の神様が

必要になったからだ。新たな神がみは経済、社会、教

育などの神がみ。3蜜などとんでもない。新宿の夜の

接待バーもOK。クラスターもOK。

 専門家は大事であるが政府はその専門家の使い方を

まったく知らない。しかしその低レベルの政治家を選ん

だのはだれだ!愚かな市民には愚かな政府しか作れない。

 

梅雨明け、想定狂う,突然熱帯高気圧が。。。

ごめんなさい。梅雨明けが狂いました。南東の太平洋

高気圧が今週末には関東にタッチして梅雨明けの可能性

があったのですが、この太平洋高気圧、火曜日に突如

はるか東、およそ5000キロもの彼方に移動して

しまいました。これが再び接近して強くならなければ

本来の夏はきません。

 こわいのはこの高気圧がもっと北に移動するか、

このまま居座ることです。そのようになると本当の

意味で夏は来ないで『冷夏』となっしまいます。い

わゆる『ヤマセ』としてむかしから恐れられていた

モノですね。この場合前線は居座りそのまま『秋雨

前線』になってしまいます。

 もちろんこのような『冷夏前線』は珍しいことで

はなく、4年に一度ぐらいの割合で起こることです。

どうも今日本列島に沿って北上する黒潮の温度が

低いようなのです。その証拠に台風になりかけの

熱帯低気圧が突如台湾付近まで来て消えてしまった

のです。黒潮の温度が低い証拠です。

 本日金曜の段階で太平洋高気圧は北には向かわず

再び関東地方をめざして張り出してきました。明日

になればもっとはっきりするでしょう。

コロナ対応、ヒステリーの失敗、医療総動員体制しかなかった

 コロナヒステリー対応の誤りは明白である。もっとも

安易な感染症対策は世界の人類すべてをすべて隔離する

ことであるが、これを、愚かにもめざした人類は見事

に失敗した。失敗しつつある。

 国家予算の3年分、300兆円ものお金をこのヒステ

リー政策に注ぎ込んだ。すべて赤字国債発行としてである。

これはあの戦争のときの戦費調達のための赤字国債の規模

と同じ程度(国家予算のおよそ3倍)、というのだからタ

ダゴトではない。

 戦費調達と同じ規模の『戦い』ならば、一体なぜ国を

あげてコロナそのものとの闘いに振り向けなったのか。つ

まり製薬会社にまかせないで、何故世界各国、とくに先進

国は国の大学、研究所、民間を総動員してコロナ治療薬、

予防薬の開発に向かわなかったのか。アメリカの製薬会社

は来年までには有効な予防注射の普及ができる、とノンキ

なことを言っている。

 安倍総理大臣閣下は5,6月ごろまで、日本の製薬会社

が開発中のアビガンに期待すると繰り返し言っていた。し

かしそのころすでにこの薬は効果がない、という多数の意見

があった。今、閣下はアビガンについて一言も言わなくなっ

た。

 国家予算の3年分も注ぎ込むならば、まさにコロナとの

戦争であった。何故、政府は、また先進国は、戦時中の、

あの原爆プロジェクトにあらゆる科学者を総動員したよう

に、コロナを打ち負かすべく総動員しなかったのか。そう

すればもうとっくの昔に治療薬と予防薬はできていたはず

なのだ。原爆プロジェクトは人殺しのプロジェクトだった

がコロナとの戦争は人を生かすためのプロジェクトだ。

 21世紀もの今になって新型感染症にも総動員体制を

組めず、ただただ隔離しか打つ手がなかった人類とは、

情けないではすまされない。

再びコロナヒステリーを憂う、『他府県ナンバー、来るな、しかもマスクもなく!』

 先月、那須の我が家の近くのスーパーの駐車場

にくるまを止めた直後、上のような罵声がとんで

きました。怖くなって、買い物もせず、帰宅して

しまいました。それから数週間、買い物に行けず

近くの農家から大根、キウリ、ネギなど分けて

もらって食いつなぎました。

 明らかにコロナヒステリー!那須町は感染者は

ゼロなのですからマスクもたまにしかしません。

怒られるのは反省します。たしかに効果はほとん

どなくともやらないよりはマシですから。

 冬に大流行しますから普通のインフルエンザで

は結構おおくの患者がでます。那須町でも、1医

療機関あたり一日3~4名。それでもインフルヒス

テリーなどまったくなし。那須の晩秋や早春、3年

に一度ぐらい風邪が長引きUクリニックにゆくが

レントゲンと聴診器診断で『軽い肺炎です。お年

寄りはすぐ肺炎になりますよ』と、抗生物質。風邪

も長引いて肺炎に移行すれば抗生物質は良く効く。

風邪に抗生物質は効かないはウソ。たしかに初期

感染には効かない。しかし1週間以上たって、細菌

感染に移行し肺炎気味になり、熱が取れなければ

ためらわず抗生物質

 さてコロナヒステリー!那須町にコロナ感染者

などいない。したがって薬も飲まない。マスクも

しない。いちばん怖いのはヒステリー。他府県

ナンバーなら蹴飛ばされてクルマがこわされる。

仕方がないから地元ナンバーの中古軽自動車を

を買った。買い物などすべてこれでやっている。

慣れない軽自動車には自動ブレーキもなくバック

するときの後ろミラーもない。コロナより私の

軽自動車の方がよっぽどあぶないぞ!

  コロナヒステリーの一番の誤りはこれによって

経済も政治も産業活動も社会活動もすべて壊して

しまったことだ。たしかに家族を含め人と人の

接触を一切絶つことにすれば感染者はゼロにでき

る。しかしそれで生き延びても社会をまったく

壊してしまってあと何が残る?!これを

   RIPの世界

という。つまり『死の世界』だ。

習志野市の火の玉、隕石と判明、この隕石、生まれはどこ?そこまでは?!

    (以下朝日新聞からの引用)

国立科学博物館(科博)は13日、2日未明に関東上空で目撃された火球の一部が千葉県習志野市隕石(いんせき)として見つかったと発表した。落下の衝撃で2片に割れており、それぞれ63グラムと70グラム。合わせると横幅が5センチほどだった。今後、国際隕石学会に「習志野隕石」として登録を申請する。隕石が国内で見つかるのは2年ぶり53例目。

     (引用おわり)

 この報道の直後から隕石であることは分かっていた。理由は

1)軌道が直線的で斜め下方に走ったこと

2)下方になるにつれて輝きが増したこと

3)異様な音がしたこと

 大気プラズマ発光体ならばただ一直線の軌道はまれであ

る。また音声も大きな音ではなく衝突、衝撃音もない。

 もちろん隕石でもまれに自分の方向をめざして飛んでく

ることがあると『直線軌道』には見えないでただ一か所に

とどまり、輝きが急速に増して突如消える。

 ほとんどの場合隕石は途中で燃え尽きて地上まで到達

しない。今回は習志野の地上まで到達した珍しいケース

である。たしかに隕石かどうかは成分分析と放射能測定

で分かる。隕石は途中宇宙線にさらされて放射能帯びる。

 たしかに国立科学博物館放射能の測定をして隕石と

結論を出した。しかし成分分析、分けても宇宙線トラッ

クの分析をやったのかどうか?これをやればうまくゆけ

ばこの隕石はどこからやって来たのかのおおよその見当

がつくのだが。科学博物館に宇宙線トラックの専門家は

いないはず。したがってこの隕石のふるさとまでは分か

らないのだろう。