コロナ専門家会議、政府に利用され尽くし、あげくポイ捨て

  政府に召集されたコロナ感染症『専門家会議』は

専門家など一人もいないのに神のご宣託をやってしま

った。コロナがまったく新しい感染症なら世界にこの

感染症の専門家など一人もいないはずだ。ところが政

府はそのコロナ感染症専門家会議を立ち上げ、その意

見は神の『ご宣託』となった。

 安倍総理大臣閣下など記者会見で『専門家の意見に

従えば。。。』『専門家会議の了承を得て。。。』『

このことは専門家会議のご意見にしたがって。。。』

と、同じ記者会見で、私が数えただけでも7回もの

『専門家』の引用があった。(もっとも小池都知事

も似たりよったりだった)

 まさにこの間、専門家の意見は『神のご宣託』のよ

うだった。この神様、もちろんコロナの専門家などい

なかったから、じつに単純なご宣託をくだした。それ

が『3蜜』の推進だった。つまり、すべての人の『隔

離』『遮断』『孤立』化なのだ。

 こんなことが人類に出来ることではない。これが出

来たら武漢の最初の感染者を地下牢にでも閉じ込める

他なかった。それが出来なかったのだから、人類の隔

離などできるはずはない。しかし専門家はこれを提言

した。いや、これを提言するしかなかったのだ。専門

家には『人類が分かる専門家』はいなかった。感染症

の専門家のみ。

 彼らは政府から諮問されたのは感染の拡大防止、た

だそのことだった。その諮問に応えるのはただただ、

『隔離』『3密防止』を提言する以外にはなかった。こ

れには経済も政治も社会も念頭になかった。これによ

って経済はずたずた、社会、教育も崩壊。今や2万社

もの中小企業が『事実上の倒産』。政府は専門家のご

神託が誤りだったこにやっと気づいたらしい。

  (以下朝日からの引用) 

専門家によって菅氏に示されたのは、直近1週間の新

規感染者数が人口10万人あたり0・5人以下でないと

解除できないという案だった。東京にあてはめると

1日あたりの感染者数はおよそ10人。当時は連日10

人以上の感染が確認され、30人を超える日も多かっ

た。「経済は大事ですよ」。菅氏は繰り返し安倍晋

三首相に進言した。4月7日に初の宣言が出されてか

ら数日後、菅氏の携帯電話には、旧知のレストラン

経営者から窮状を訴えるメールが届いた。「この自

粛が続けばもう生活できません。コロナの死者より

も自殺者のほうが上回ることになりかねません。。。

   (引用終わり)

 そこで専門家会議は突然廃止された。座長にすら何

の事前了解もなく突然。神様のご宣託には別の神様が

必要になったからだ。新たな神がみは経済、社会、教

育などの神がみ。3蜜などとんでもない。新宿の夜の

接待バーもOK。クラスターもOK。

 専門家は大事であるが政府はその専門家の使い方を

まったく知らない。しかしその低レベルの政治家を選ん

だのはだれだ!愚かな市民には愚かな政府しか作れない。