国内の大製薬会社はコロナワクチンの開発がやれないなぜ?脆弱な資本主義のも儲け主義と無能な国家

 本日の朝日新聞『国産ワクチンはなぜ出遅れ?

開発を阻んだ護送船団』に明らかだ。要するに、

ワクチンは儲からないから国内の大製薬会社は

研究開発をやらないのだ。政府はあわてて補助金

を出したがこれにしたがって開発を手掛けた大企

業はなかった。ヒトの命も儲けが第一。現代の、

自由民主主義の行き過ぎのなれのはて。

 それを国家は見て見ぬふり。大企業の顔色を見て

政治を行う自民党公明党にはこれら大企業の金

儲け主義に逆らうことなどできない。かくして儲

からないコロナワクチン開発などやらない大製薬

会社に何の口出しもできない政府。

 コロナとの闘いは新しい意味での戦争であり、国

家は『戦時体制』をくむべきである。先の戦争では

すべての企業は戦争に組み込まれた。すべての科学

者も研究開発で戦時体制に組み込まれた。ノーベル

賞のわが恩師 朝永振一郎先生すら動員された。コ

ロナとの戦争でも特別立法で大製薬会社と感染症

関連した研究者を総動員すべきだった。

 これに反して中国、ロシアのような独裁主義国家

はいち早くコロナワクチンを開発したのだ。これで

分かった。お金が欲しかったら自由主義を、イノチ

が欲しかったら独裁主義をとれ。それならお金も欲

しいがイノチも欲しい私はどうする?