『五輪反対』の尾身会長の談話に 五輪相『別の地平(線)』

   (朝日新聞からの引用) 

 東京五輪をめぐり、政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長が「五輪をこういう状況のなかで何のためにやるのか」などと発言したことについて、丸川珠代五輪相は4日の閣議後会見で「全く別の地平から見てきた言葉」との見方を示した。

 尾身氏は2日の衆院厚生労働委員会で、「普通は(五輪開催は)ない。このパンデミック(世界的大流行)で」と指摘。「そもそも五輪をこういう状況のなかで何のためにやるのか。それがないと、一般の人は協力しようと思わない」と述べた。

      (引用終わり)

 いやはや『かい〇に噛まれた』とはこのこと。政府

筋は『政府の新型コロナ感染症対策分科会』は『御用

学者の集団』のつもりだった。たしかについ先ごろま

では政府のおかしなコロナ対策の『援護組織』の感が

あった。菅総理大臣閣下はとくに『専門家の意見を伺

った政策』とことあるごと述べた。

 しかしここにきて突如その尾身会長は5輪反対を表明

したのだから政府筋はてんやわんや。あげく丸川五輪相

の『まったく別の地平から見た言葉』と罵倒することに

なった。『地平』とは意味不明だが地平線の意味だろう。

 今世論の82%が五輪中止である。五輪を何が何でも

やる、というのは多くて18%、つまりごく少数派。こ

ちらこそかすんで見えなくなった地平なのだ。