習志野市の火の玉、隕石と判明、この隕石、生まれはどこ?そこまでは?!
(以下朝日新聞からの引用)
国立科学博物館(科博)は13日、2日未明に関東上空で目撃された火球の一部が千葉県習志野市で隕石(いんせき)として見つかったと発表した。落下の衝撃で2片に割れており、それぞれ63グラムと70グラム。合わせると横幅が5センチほどだった。今後、国際隕石学会に「習志野隕石」として登録を申請する。隕石が国内で見つかるのは2年ぶり53例目。
(引用おわり)
この報道の直後から隕石であることは分かっていた。理由は
1)軌道が直線的で斜め下方に走ったこと
2)下方になるにつれて輝きが増したこと
3)異様な音がしたこと
大気プラズマ発光体ならばただ一直線の軌道はまれであ
る。また音声も大きな音ではなく衝突、衝撃音もない。
もちろん隕石でもまれに自分の方向をめざして飛んでく
ることがあると『直線軌道』には見えないでただ一か所に
とどまり、輝きが急速に増して突如消える。
ほとんどの場合隕石は途中で燃え尽きて地上まで到達
しない。今回は習志野の地上まで到達した珍しいケース
である。たしかに隕石かどうかは成分分析と放射能測定
結論を出した。しかし成分分析、分けても宇宙線トラッ
クの分析をやったのかどうか?これをやればうまくゆけ
ばこの隕石はどこからやって来たのかのおおよその見当
がつくのだが。科学博物館に宇宙線トラックの専門家は
いないはず。したがってこの隕石のふるさとまでは分か
らないのだろう。