アメリカは後進国か、トランプ層の肉薄、メディアも評論家もその裏側を知らない

たしかにトランプは負けたがトランプが勝ったアメリ

全土の赤塗地区を見ればいかにトランプが善戦したかが

分かる。しかもバイデンと数%の争いをした州を入れれ

ばトランプの強さが浮き彫りになる。

 かくしてアメリカの世論調査、選挙結果予想がいかに

デタラメだったかが今回も分かった。なぜこうなった

か。『アンケートにデタラメな答えをした』『トランプ

支持と答えるには気が引けた』とマスコミは解説する。

 これは多分ウソだ。彼等は答えることを拒否したのだ。

つまり彼等はマスコミや評論家のような『上等な文化人

』を敵とみなし相手にしなかったのだ。

 もちろんどんな先進国にも『彼等』はいる。しかしア

メリカ以外の先進国では彼等は少数者であり、しかもそ

のような上等階級に反感をひどく持つこともない。それ

ほどの分断もない。アメリカだけがひどくなっているのだ。

 世界一のおお金持ち、世界一の科学技術、世界一のノー

ベル賞国家。その裏側ではマトモに世論調査にも答えない

、答えられない『彼等』の増加。単純に『分断』とは言え

ない。

 これはとどのつまり、『自由民主主義の終焉』の兆候な

のだ。