宇宙こそ『宝の山』

19世紀の物理学は原子核中性子、陽子、クオーク

などど素粒子物理学で巨大な加速器実験が主流でした。

しかし20世紀になると巨額な建設費の増大もネック

になって加速器は主流の座からはずれました。

 加速器から変わって宇宙の精密観測が未知の素粒子

観測の主流となりました。その未知の、謎の粒子は

どれほどあるのか。例えばウィキペディアの表が出て

ますから以下に引用しましょう。

 超対称粒子、ボシーノ、ゲージノ

    フォティー

    ウィーノ

    ジー

    グルイーノグラブティー

 

ひぐしーの

   中性ヒグシーノ

   家電ヒグシーノ

フェルミオン

  スクオーク

  スレプトン

     などなど

 この宝の山の宇宙、ダークマターダークエネルギー

にある。なんとこのダーク物質、いまや全宇宙の80%

から90%もあるとされている。つまり宇宙の大部分は

未知の物質ということになる。

 これからは物理学と言えばそれは宇宙物理学を意味す

ることになるのだ。

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菅総理大臣閣下の失政

 菅閣下のみじめな失政は目の余る。それ

を反映して支持率は急降下、『オリンピッ

クが成功』とうそぶいても支持率はますます

下がる一方。もはや20%台の突入とも言わ

れる。自ら任命したコロナ専門家会議の尾身

会長からまで強く批判されているではないか。

    (以下朝日新聞からの引用)

 

 政府の新型コロナウイルス対策分科会の尾

身茂会長は25日の衆院厚生労働委員会で、

京都を中心に医療崩壊に近い状況になったこ

とについて、東京五輪の開催決定が国民に

「矛盾したメッセージとなった」と指摘。政

府が「専門家より楽観的な状況分析を行った」

とも述べた。。。。。。。

    (引用終わり)

 尾身会長の『矛盾したメッセージ』とは何か。

このブログでもすでにNHKが報道した小学生の

言ったことで鮮明である。

   『学校の運動会も中止になったのに

     どうしてオリンピックはやるの?』

 菅閣下はこの疑問には答えず『オリンピックに

よって感染者は増えなかった』と胸を張った。こ

れはまったくの嘘。例えば東京の感染者は激増、

感染者は入院もできず『放棄』されているでは

ないか。

 オリンピック開催によって多くの人びとに、『

気のゆるみ、安心感』を与えてしまった。先に『

ゴーツー キャンペイン』のバカをやったことと

符号するオソマツ!

地球温暖化が深刻

      (以下読売新聞からの引用)

 大部分が北極圏にあるグリーンランドを覆う

氷床の最高地点(標高3000メートル超)で、

雪ではなく雨を観測史上初めて確認したと、米

国立雪氷データセンターが発表した。氷床全体

で大雨による氷の大量融解も確認されたといい

地球温暖化の影響が本格化している可能性が

ある。。。。。。。

      (引用終わり)

 北海道でも米作が可能になり、しかもおいしい

ブランド米だ、ということで、車で走ると至る

所が田んぼだ。しかももう稲刈りが始まってい

ました。もちろん品種改良もあるでしょうが、

やはり温暖化もあるようです。根室のひとに

聞いたら冬の観光の目玉、流氷の十分な接岸が

年々少なくなっているそうです。

 那須の我が家でもどんな暑い真夏でも夜は布団

をかけて寝たのですが、今は小窓を開けパジャマ

だけで寝る始末です。蚊も極端に少なく蚊帳も不要

になりました。秋に鳴くカナカナゼミも7月からう

るさいほどないているのです。

 線上降水帯もほとんど毎日発生、大雨の被害は

1か月もつづき台風はすでに12号が発生。発生数

は1か月早まっています。関東北部の雷の発生数は

20年前の2倍近いです(今はほぼ毎日。今朝も朝

からゴロゴロ)。

 温暖化は明らかで、今後大変な自然災害がさらに

多く発生することになるでしょう。はたしてそれが

CO2削減で解決するのか。CO2より他の窒素ガスな

どが問題という説もあります。また太陽風などの、

天文学的な原因をあげる学者もあります。

 今は氷河期、小氷河期ですからこれが温暖期に移行

して行くこともあり得ます。こうなると『CO2削減』

とはやしたてても効果は少ないでしょう。それより

温暖化の災害にも十分な対策、施策のできる『大きな

政府』を作ってゆく必要があります。

 

北海道旅行、番外編

 そこは北海道長沼町という町。北海道地図で検索

してもあまり表示されない場所です。どうしたわけ

か、私はここに3日間も滞在しています。なんと、

ナント、この町の中に生まれたての私を抱いた母の

写真を古いアルバムの1ページにのせてある豪農

一軒あるのです。

 遠い北海道を旅してまったくだれも知った人もない

地方で、実は、生まれたての私と若い母の写真を大事

に保存してくれている家があったのなど、これは奇跡

です。しかもこの町の中を走ると

    『角田』

という地区が目に入りました。私はもちろん宮城県

角田市出身です。角田市と長沼町角田地区は偶然の

一致ではないのでしょう。しかも3日間宿泊したホテ

ルの支配人が私が角田市出身であることを知っていま

した。

 遠い遠い北海道を旅してひとびとの血のつながりの

不思議を実感しました。

 

北海道旅行、恥の上乗り、その5

今日は長旅です。めざすは北東部、網走と北見。

とくに網走監獄。突然右手、東側に見えてきたの

オホーツク海。青い青い海また海。まばゆいば

かり青く輝くはてしない海。

 このような青は見たことがない。たしかに沖縄

の海はきれいだ。それは透明な美しさ。手ですく

って飲みたくなるような美しさ。しかしオホーツ

ク海は遠く地平線まで青く青く光り輝く海。すくっ

て飲みたいのではなく自分が飲まれたい海。そうだ

!将来は永久にオホーツクの海の一部になろう。

 このオホーツクの海は監獄の網走まで続いた。こ

の海の輝きと監獄はなじまない。止めた辞めた、監

獄になど行かない。網走の海岸でも2時間近く海を

みていた。私の永遠の住まいを。しかし今晩の宿舎

は北見。いつまでも網走の海を見てる場合ではない。

 北見は大きな町でした。とくに駅周辺は昨日の根室

と違ってよく整備され活気がみられました。しかし、

ホテルの周辺の『銀座どうり』はどうしたわけかお店

が軒並み閉鎖して『テナント募集』とあるのです。人

もほとんど通らない。

 さてみなさま、くだらない旅行記をお読みいただき

ありがとうございました。まだまだ旅行はつづきます

がこれからは親戚を訪ねて栗山町という辺鄙な場所で

3日間を過ごします。古い親戚を訪ねて行きます。皆

様とは縁もゆかりもないプライベートな生活ですので

この旅行記はこれでおしまいにします。

 お読みいただきありがとうございました。

       終わり

北海道 旅行、恥の上乗り、その4

ついにたどりつきました。目指すは最東端根室

カーナビに行く先をインプット、経路が出ると

ほぼ4時間のドライブ。『次の交差点4キロ先

を左折』などと順調です。もはや高速はないの

で狭い1車線道路です。

 ふと気がつきました。カーナビの地図が動か

ないのです。くるまの現在地の表示の矢印も出

ない。本田のディーラーがあったのでそこに飛

び込みましたが『お盆休み』の表示。その前を

見たらガソリンスタンド。

 若いあんちゃんがやっていた仕事を中断して

テキパキと操作をやってくれた。これが10分

たっても20分たってもうまくゆかいない。と

っさに考え。東京のベンツ代理店のカーソフト

専門家につなごう。幸い知り合いのD君が電話

に出た。D君に事情を説明、電話をあんちゃん

に変わった。

 このあんちゃんは分かりが早くD君の指示ど

うりテキパキと操作、『うまくいきました』と

喜んでくれた。カーナビの画面が変わっている

のは確認できたが現在地を示す矢印が出てない。

おかしい!

 あんちゃんは言う。『北海道はときどきGPS

電波が途切れます。走りだせば矢印は出てくるで

しょう』。しかしそれはおかしい。地図は出なくと

も音声案内は正常だ、カーナビの電波は来ている

証拠だ。

 私はとっさに東京中野のD君を再びよびだした。

すぐD君があんちゃんと変わってやりとりと操作

を繰り返すこと15分、ついに治った。感謝、感

謝!!

 無事根室についた。めざすは奇妙なあぶく型の岩

『車石』。海上保安庁の事務所のそばだという。保

安庁のビルの前にそれらしきものはあったが、その

上には漁師の使い古しの漁網の捨て場になっていた。

くわしくその海上保安庁で聞いてみようと建物に入

ろうとしたがインターホンで許可をとらなければ入

れない。それなら近所の人、とあたりを見回したが

人っ子ひとりいない。止めた、辞めた、たかが岩だ。

 夕方海鮮料理でも探そうと駅前に出かけた。レスト

ランも喫茶店もまったく何もなし。あるのはあばら家

、トタン屋根の貧相な『花咲き蟹』やノミ。これを買

って『店内』で食わせるという。冗談じゃない、店内

なんてない。道路のガタピシの椅子とテーブル。

 そこでホテルに持ち帰ることにした。花咲き蟹とや

らなかなかのモノだった。毛ガニとタラバ蟹の中間ぐ

らいにおいしい。ところがこれがくせもの。とげが鋭

く固く長い。一匹食べるのに1時間、指はとげで傷

だらけ。しかも唇まで痛い。

 いやー。今日はさんざんな日となりました。

    つづく

北海道旅行、恥の上乗り、その3

 次に目指すのは釧路、まだまだ東を目指し

ます。途中阿寒湖、釧路湿原も立ち寄りたい。

 まず阿寒湖、阿寒温泉街。これには少々驚き

ました。阿寒湖のほとりに温泉街の立派なビル

が立ち並びます。そのどこも、駐車場は満杯

なのです。つまりお客が押し寄せているのでし

ょう。熱海をはじめ東京近郊の温泉宿は振るわず

四苦八苦と報道されていますがここは大違い。車

は遠く札幌や函館ナンバーも多いのでした。

 さて肝心の阿寒湖、とくに変わったところも

なくただ普通の水がひたひたと打ち寄せていまし

た。幸福そうな温泉客をしり目にここは早々と引

き上げ次の目的の釧路湿原に向かったのです。

 カーナビの指示で到着したのは『釧路湿原展望

台』という立派な建物。双眼鏡使用料を含めて、

550円払って屋上へ。『釧路湿原国立公園

環境省』と表示している割に双眼鏡でいくら見ても

草原とところどころ太陽光発電以外には何もない。

湿原ならどこかに水たまりでも見えるのかと探した

が、ただただ草の広場があるだけ。

 そこで何とか釧路湿原の内部を通るらしい道を見

つけこれを走ってみることにした。ところがこの

道も『案にたがわず』ただただ草の生い茂る空き地。

国立公園はただの草原だった。草原を見るため半日

を過ごして何か複雑な気持ち。

 お前はやることもないのだから北海道で草原でも

見てろ!とだれかの声。ああ!