東電廃炉作業、お先真っ暗、取り出す超高レベル放射能廃棄物燃料デプリ
(朝日新聞2月11日より引用)
「目標通りできないのはじくじたるものがある」。国と東京電力は昨年12月24日、福島第一原発で2021年中に予定していた溶け落ちた核燃料(燃料デブリ)の取り出し着手を1年程度延期すると発表した。東電の廃炉部門トップの小野明氏は、記者会見で無念さをにじませた。
直接の理由は新型コロナウイルスだった。英国で開発中の専用ロボットアームの動作試験が、工場への出勤制限などの影響で滞った。英国では変異ウイルスも猛威を振るい、日本へ運ぶめどもたたなくなった。
未曽有の原発事故を受けて、国と東電が11年12月に廃炉工程表を掲げてから、工程は遅れに遅れを重ねてきたが、今回の延期には特別な意味がある。「30~40年後に廃炉完了」と並んでずっと堅持してきた「10年以内のデブリ取り出し着手」という重要目標を断念したことになるからだ。
デブリは、溶けた核燃料が周りの金属などと混ざりあって固まった物質。強い放射線を放ち、ロボットすら容易に近づけない。硬さも成分も、どこにどれだけあるかも詳しくは分からない。1~3号機に残る総量は推定で約800~900トン。その取り出しは、前人未到の最難関の事業だ。
(引用終わり)
約千トンもの危険極まりない超高放射能の燃料デプリ
のことである。これは人間がそばによったら即死に至る
危険きわまりない放射能。それを5トントラックで200
台分取り出すのだ。取り出してどこに持ってゆくのだ?
ロボットすら近づけない放射能ではないか!だれが、
この作業をするのか?トラックに積んで六ヶ所村に運ぶ
にしても積み込みもできない。積み込んでも一体そのト
、東北道を走れるのか!沿道の家々の住民を即死させて
平気なのか?!
それよりも何よりも肝心の六ヶ所村がこんな危険な
シロモノを受け入れない。フランスに処理を頼む?フ
ランスは受け入れ拒否は明白。第一、船にはどこで
積み込むのだ?乗組員は全員逃げ出す。船長一人でこ
の船を操縦するのか!
まったく先の見通しのない廃炉作業は世界をだます
パフォーマンス。即刻、止めなさい。
菅総理の最大の失政、コロナワクチン接種未だになし、先進国で最悪
コロナワクチンも手当せず右往左往。『緊急事態宣言
で三蜜さけよ』と叫ぶがそれもシブシブ。すでに先進
国は12月からコロナワクチン接種は続いている。イス
ラエルはもうすでに住民の60%が接種を受けた。感
染者は半減している。カナダは全人口の数倍の数のワ
クチンを確保して接種が始まっている。ヨーロッパで
も人口に見合ったワクチンを確保して接種を急いでい
る。
ワクチンのメドが立ってないのは先進国では日本
だけ。菅総理大臣閣下は『高齢者は3月末から』と
言っていたがいつの間にか『4月から』に代わり、そ
れが『4月ごろから』になり、『6月ごろか』とささ
やかれている。国後、択捉のロシア支配の島民たち
はすでにワクチン接種を受け、『ここが日本でなく
ロシア領でよかった』と喜んでいる。
一体なぜ日本の巨大製薬会社はこのワクチンの
開発をやらなかったのか?!それは極めて単純な理由
からだった。つまり『儲からないから』。儲からない
のなら政府が儲かるように補助金を出せばよかった
のだ。中国やロシアですらすでに夏すぎにはワクチン
開発は済んでいたのだ。
日本国民の命がかかっているワクチンでも日本の
製薬会社は儲からなければやらない。それなら特別
立法でやらせれば良かったのだ。それにイギリスの
ように大学も総動員すべきだった。オックスフォード
大学の成功のように京都大学などが数か月でワクチン
の製造に成功できたはずだ。
一般にインフルエンザ対策には予防接種しか打つ手
がないことは自明である。いくらマスクしてカラオケ
を禁止しても感染を収束させることはできない。すで
に2波3波の拡大で分かったはずだ。しかし日本の巨大
製薬会社は『儲からないからやらない』とは何事!しか
も政府はそれを見て見ぬふり。自由と民主主義経済の
悪い側面が出てしまった。自由民主主義の国是に政府
は手も足も出ない。
ロシアの友人のメール、『アメリカ、ヨーロッパ、
ロシア、中国がコロナワクチンの開発に成功している
のに日本はどうしたのだ?日本には製薬会社と大学が
無かったのか?』と。そうです、なかったのだよ!!
しかも政府もなかったのだ!!
論語、学んで思わざれば。。。、50歳ごろまで私がそうだった
孔子いわく 『学んで思わざればすなわちくらし、思うて
学ばざればすなわちあやうし』
もちろん私は論語を若いときに読んだ。そして
怪力乱神を語らず
に感銘した。若いころから唯物論だったからだ。しかし
『学んで思わざれば。。。』に気がつくことはなかった。
ただただ学ぶことに明け暮れ、論文を書くことに追われた。
空間など想像することも理解することもできない。そんな
空間は実在ではなく数学的思惟経済(理解の早道)であろ
うぐらいにしか考えていなかった。
それが40歳を過ぎたころから考えが一変した。量子の
世界は複素空間の現象ならばそのまま複素空間のミクロ
の世界を受け入れねばならない。複素空間の実数部分の
みを受け入れる態度は間違いだ、と。複素空間の相転移
を考えれば莫大なエネルギーが現実世界にまで出てくる
のだ。
私の場合学んでから思わざればの『思い』に達するまで
20年以上かかった。
余談ながら本ブログのketukさんは私の論語記事の直後
に投稿してくれた。『それが私です!』と。一体この人
は科学者でもないだろうに何故こように『思わざる』に
すぐ気がついたのか!?ketukさん、そこのところをもう
一筆書いてください。
論語の唯物論、オカルトと宗教の否定
何よりも感動したのは
怪力乱神を語らず
でした。私があらゆる著書で強調し、テレビ、ラジオ
講演で言い続けてきたことです。おかしげなこと、怪し
げな話語らない。奇妙な力、怪しげなパワーを語らな
い。乱れたこと、規則性のないもの、法則性のないもの
を語らない。一見まったく不規則、乱雑な現象と思われ
ていたものも十分な、特別な、独特な規則性を持つことが
最近の物理学で明らかになってきました。神を語らず、は
れっきとした反宗教です。
私は10年以上前、テレビタックルで
カイリキランシンをかたらず、だ !!
と叫んだら居並ぶ出演者のだれもキョトンとしていました。