論語を繰り返し読んだ、大半はばかばかしいざれ言、しかしたまにぴかっと光る一言

 

ふと気の迷いから論語を読んだ。もちろん大半が古臭い

くだらない親孝行と権力者に忠誠を誓うことのお説教。

論語は権力者にとってのみ都合のよいものだ。とても

腹が立つ。しかしフト眼がさめるような哲学がちらつく。

 例えばこうだ。論語巻6の12

  季路という弟子が孔子に聞いた、『敢えて死を問う』と。

   孔子のたまわく『未だ生を知らず、いずくんぞ死を知ら

ん』

 また為政2の15

 孔子いわく 『学んで思わざればすなわちくらし、思うて

学ばざればすなわちあやうし』

 論語4の20

 孔子、『怪力乱神を語らず』と。

 

反重力エンジン、ピエゾ電気室温超伝導のインチキ、特許取得者は医師(MD USA)

 反重力エンジンは聞いただけでインチキと断言

出来る。しかもこれらの特許取得者は何とMD

USAの肩書。これは医師、または医学博士!何故

PHD(理学博士)じゃないの?

 しかもこの特許を持つアメリカ海軍であるという

が調べてみると『海軍に所属するMD』とある。つま

り米海軍医師なのだ。実にいかがわしい。

 決定的におかしいのは日本物理学会誌JOUNALはじ

めNATURE。PHYS.REVなど名だたる論文発表誌(きび

しい審査がある)に発表されていないのだ。論文を投

稿しても掲載拒否されたのだろう。

 念のため日本物理学会の専門分野の理事に直接問い

合わせてみると『インチキですね。こんな話聞いた

こともないし論文も見たことない』との返事。

米海軍所有特許公開?反重力エンジン、室温超電導などバカバカしい!

 トランプはアメリカ海軍が所有する

  質量低減エンジン

  反重力エンジン

  ピエゾ電気効果による室温超電導

など、もし本当ならノーベル賞100個に相当する発明

の特許を公開する、と退任間際に発表すると騒がれている。

 とくに上から二つは

     UFO

のエンジンとして想定され騒ぎを大きくしている。

 私が主催する『那須サイエンスカフェ空騒ぎの会』

のメンバーはまさに興奮して空騒ぎしている。もちろん

これらはウソ、マユツバ!

中曽根科学技術庁長官、日本学術会議の原発導入反対に激怒、学術会議つぶし

 前回この欄で述べたように日本の原発は国の主導で

作られた。福島原発事故は国が第一番の責任がある。

 アメリカからの原発輸入の可否を諮問された日本学術

会議は『ノー』と答申した。アメリカで運転されたばかり

で安全性が未定とみなしたのだった。

 当時学術会議物理学専門委員をやっていた私は直接こ

の審議に加わっていたので政府がこの答申に激怒した様

子がもろに伝わってきた。

 まず日本学術会議の予算がストップした。『日本学術

会議法』など無視したのだ。予算を止められた東京六本木

の学術会議ビルはエレベーターもストップ。文系の会員は

高齢者が多かったから会議室まで階段を登れなくなった。

仕方なく会議は庭でやることにして若い委員は総動員され

上階にあった椅子を階段で運んだ。2,3時間の重労働

だった。

 これでもネをあげなかった学術会議をつぶすべく、中曽

根科学技術長官は『第二学術会議』を作った。それは政府

への『イエスマン』の集まりで、たしか『日本産業会議』

とか称した。すべての科学技術関連事案の諮問はこの産業

会議になされることになった。

 この事実を見れば原発導入がいかに政府主導でなされた

のかが分かるであろう。東京高裁の裁判官は福島原発事故

に国の責任を認めなかったが、これは上のような国の関与

を裁判官は知らなかったからである。また訴訟の代理人

つまり弁護士グループも知らなかったのだろう。

 良心的な弁護士グループが上のような中曽根科学技術

長官の原発導入のごり押しの過去を学ぶべきである。

福島原発事故、国に責任はなし、と東京高裁、それなら国のやったこと教えてやろう。

             (日経新聞の引用)

東京電力福島第1原発事故で福島県から群馬県などに避難した住民91人が国と東電に損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁(足立哲裁判長)は21日、いずれの賠償責任も認めていた一審・前橋地裁判決のうち、国の責任を否定した。東電の責任は認めて1億1900万円余の支払いを命じた。

国の責任が問われた訴訟の高裁判決は2例目。2020年9月の仙台高裁判決は国の責任を認めている。

 

記者会見をする原告側の弁護士ら(21日、東京都千代田区)

記者会見をする原告側の弁護士ら(21日、東京都千代田区

      (引用終わり)

 福島原発事故で国の責任を認めなかったとは驚きで

あるし、この東京高裁の裁判官の常識を疑う。アメリ

から急いで原発を輸入しようとした中曽根科学技術庁

官はこれを日本学術会議に諮問した。学術会議は物理学

会選出の会員と専門委員を中心に夜を徹して議論した。

 その結論は圧倒的に

     ノー!

であった。アメリカの原発は稼働したばかりで様々な災害

対処因子が不明である。もっと日本独自の原子炉を研究、

開発すべきである、というものだった。

 この学術会議の結論に中曽根長官は激怒。何とこの答申

を出した学術会議を政府はつぶしにかかってさまざまな嫌

がらせを行った。菅総理の6名の任用拒否どころではなく

学術会議そのものの解体をもくろんだ。

 当時その学術会議の専門委員だった私はこの中曽根の

手口を次回詳細に暴露する。裁判長、知らなかったでは

済ませない

ぞ! 

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米国UFO特許、『慣性質量低減装置ー半重力エンジン』?

 米国に表記のような特許があるそうですがこれは

見ただけで怪しげなモノですがご存じの方教えて

ください。

 または上記の特許にアクセスできる方がおられれば

その内容を教えてください。

     大槻義彦