菅内閣、支持率急落、オリンピックまで持たない

朝日の世論調査内閣支持率がアッという間に30%台まで

落ち込んだ。理由は様々あるが何と言ってもこの指導者に

指導者の国家戦略が皆無だからだ。国の政治や経済、そして

科学文明の将来ビジョンがない。安部内閣は決して成功しな

かった『アベノミクス』という経済戦略を打ち出した。菅

総理大臣閣下にはこの戦略がない。『安部内閣の継承』など

失敗し色あせた戦略を持ち出してもどうにもならない。

 菅閣下は将来の高らかな戦略を語れないまま個別の戦術

をあたかも戦略ビジョンの打ち上げのように錯覚してつぎ

次に打ち出す。ハンコ社会からの脱失、事務のデジタル化、

携帯電話の値下げ、などなど。こんなの一国の総理大臣閣下

の取り組む政治課題ではない。官僚の局長が指揮する案件

だ。つまり菅は自分が局長官僚になったつもりなのだ。

 この菅局長、携帯電話値下げのつもりで学術会議の会員

候補6名を排除したのだ。しかしこの学術会議は日本科学

アカデミーである。先進国の科学アカデミーの人事に政府

が口出ししたことはない。学問の自由、言論の自由は、自

由民主主義の根本原則で各国の憲法に明記されている。日

本の憲法でも同じこと。しかし憲法すら深く理解できてい

ない総理大臣閣下では会員候補拒否が憲法違反にあたる

事案とは分からなかった。学術会議会員の任命も『局長案件

』のつもりでサインしてしまった。

 菅総理大臣閣下は未だにキョトンとしている。学術会議

会員候補拒否が何故このように反発されるかいまになって

も理解できない。国民はバカではない。いくら何でも、携帯

電話値下げ程度のことしかできない『局長総理』では、コロナ

対策とオリンピックはやれない、と認識した。そして世論調査

での支持率30%台。35%以下では総選挙はやれない。

 その35%、明日にも来るかもしれない。

 

社民党 福島瑞穂党首、ひとり元気で自信満々、何故か?!

       (朝日新聞から引用)

社民党福島瑞穂党首(64)はいま、色あせ、破れ、倒れかかった党の旗を一人、握りしめている。「自分ファースト」、「党を食いつぶした」と身内から批判され、組織は分裂。次の参院選で自身が当選できるかも見通せない、がけっぷちだ。しかし、なぜか明るい。焦りか、開き直りか。彼女を駆り立てているのは何か。社民党福島瑞穂党首(64)はいま、色あせ、破れ、倒れかかった党の旗を一人、握りしめている。「自分ファースト」、「党を食いつぶした」と身内から批判され、組織は分裂。次の参院選で自身が当選できるかも見通せない、がけっぷちだ。しかし、なぜか明るい。焦りか、開き直りか。彼女を駆り立てているのは何か。

       (引用終わり)

 昔から私は福島瑞穂党首を応援してきた。福島党首

も演説会があればいつも招待状を送ってくれた。当時

から私の住居あてに送っくれたのが不思議である。

 しかしここ10年前あたりからこの招待状もさっぱり

来なくなった。私も社民党からまで見放されたのか、と

邪推してきた。それともアノ元気の良い福島党首も演説

会をやる元気もなくなったのか。

 それが先日ばったり衆議院議員会館の『学術会議会員

拒否は憲法違反 院内集会』でお会いした。共産党に続

いて挨拶した。元気はつらつ、やる気満々。よかった。

 福島党首は東大法学部出身の弁護士であるから学術会

議任命拒否問題でも論理が明快、レベルの高い批判だっ

た。朝日が言うように『色あせ』『破れ』てなどいない

ではないか!

 それなら何故社民党はもはや消えかかっているのか?

その理由はただ一つ。福島瑞穂先生は労働者の党の党首

にはふさわしくないのだ。学者か評論家ならまだしも、

労働運動にはなじめない。彼女の欠点はなじむと未だに

思い込んでいることだ。

 

たけしの超常現象特番、収録終わり、寄席で漫才やった気分

恒例の年末特番

 ビートたけしの知らないニュース超常現象Xファイル

の収録が昨夜4時半から8時までやって無事終わりました。

放送は27日

  18:30~21:00

まで2時間半ですが前半の『知らないニュース』は出演

しません。放送はテレビ朝日を中心に全国23局。

  北海道テレビ青森朝日放送、岩手朝日

  東日本放送、秋田朝日、山形テレビ、などなど

話題は相変わらずくだらないモノばかり。

 何?シャドウマンマン

 何?UFO6機

 何?オウルマン

 何?スカイネッシー

 何?スレンダーマン

 何?小さなおばさん

 何?きつねの神

 何?フライングマトリョーシカ

。。。。。。...

 要するにUFOや宇宙人の類とお化けの話。お空の凧揚げ

や飛行機、風船の見間違い。あげく金縛りや『幽体離脱

のストレス話。実に本当に、本当にばかばかしい限り。

 しかし私はこの番組が大好き。まるでボケバカを相手に

に私と伊集院光が二人で突っ込みを入れている。これ18

人の『集団漫才』なのだ。私も寄席が大好き。しかし寄席

の漫才はほとんど二人。それが18人の漫才なのだから、

実に面白い。面白くて生涯止められない。

 しかもボケの面々、年々バカがさえてくるのでますます

面白くなる。漫才はこれを見る方よりやってる本人の方が

面白いのだ。

 バカボケの皆様、今年もありがとう!

学術会議任命拒否に抗議して東大名誉教授が政府の会議座長を辞任、『信用できない政府』と

    (毎日新聞からの引用)

日本学術会議の会員任命拒否問題に抗議し、佐藤

康宏東大名誉教授が文化庁有識者会議の座長を辞

任したことが15日、分かった。佐藤氏は取材に

「首相が法律を守らない政府は信用できないと判

断した」と説明した。.......................

                 (引用終わり)

 ついにここまで来たか。辞任したのは佐藤康宏

東大名誉教授。日本美術史の大家。この大御所の

辞任は政府の文化行政が地に落ちたことを意味する。

つまり現政府は『文化人』と対立したのだ。あるいは

そっぽを向かれたのだ。文化行政が否定された政府

はそれだけで価値を失う。例えば教育は政府の最大

の施策の一つ。その教育に文化行政が欠落したなら

ば教育は崩壊する。

 ところで学術会議会員に再び進言する。佐藤名誉

教授に習って抗議の総辞職をしなさい。今回拒否さ

れなかった会員よ、あなたたちが率先して総辞職

すべきです。

 

    

 

原子力の総本山、日本原電が原発周辺の活断層の資料を改ざん、規制委員会n立ち入り検査

   (毎日新聞の引用)

日本原子力発電(原電)が、敦賀原発2号機(福井県敦賀市)の再稼働に向けた安全審査の資料を無断で書き換えていたことを受け、原子力規制委員会は14日、原電本店(東京都台東区)で調査を始めた。原子炉等規制法に基づき、15日まで関係文書を確認したり原電社員から説明を聞いたりする。安全審査上の問題で、社内への立ち入り調査は異例だ。

 ...。。。。。。    。。。。。。。。。。

 敦賀2号機を巡っては、建屋直下に活断層があると指摘されているが、原電は「活断層ではない」と反論している。活断層と判断されれば、再稼働はできなくなる。審査資料の無断書き換えや削除は、地質に関するデータ計80カ所で行われており、安全審査が一時中断していた。【塚本恒】

     (引用終わり)

 原電は日本の原子力発電の草分け、つまり日本原子力

研究所から分離した国策会社なのだ。その意味で『原子

力ムラ』の牙城でもある。原子力ムラは東大など旧帝国

大学の原子炉工学科、原子力工学科など原子力関連の学

科出身者の溜まり場、つまり学閥のことである。原子力

学会はもちろん、各電力会社の原発担当取締役、大学の

関連学科の教授ポストなどを独占している。

 その原子力ムラの牙城の原発で安全資料の改ざんが

80か所で行われていたのだ。日本の原発の危険性は

こんなところに潜んでいたのだ。原電がこんな有様で

は、他の電力会社の原発の信頼性もあやしい限り。原

子力ムラは福島原発の大事故の反省もなくウソと詭弁

と隠ぺいをつづけてやがて墓穴を掘る。 

女性は物理嫌い?東大調査のオソマツ、それは明治維新後の富国強兵政策の結果

     (以下朝日新聞からの引用)

 物理、化学、機械工学、情報科学、数学、生物といった科学のイメージは男性的? それとも女性的? 東京大などがそんなアンケートをしたところ、いずれも男性的だという印象を持つ人が多いことがわかった。特に女性でその傾向が強く、科学への女性進出を妨げている可能性があるという。こうした調査は日本ではあまり行われてこなかったが、印象の偏りが浮き彫りになった。

 東京大カブリ数物連携宇宙研究機構の一方井(いっかたい)祐子特任研究員(心理学)らは昨年6月、物理、化学など6分野について、20~60代の男女791人にオンラインでアンケート。。。。。

     (引用終わり)

 この調査は『学問に性差がある』と主張する危険な差別

につながり座視できない。第一東大カブリ数物連携宇宙研

機構に心理学の特任研究員が居ること自体理解に苦しむ。

 たしかに数物系に女子学生は極端に少ない。東大でも早稲田

でも物理学科50名の定員に女子学生が来るのは2,3年で1人

ぐらい。しかし化学、生物、医学、薬学では3、40%は女子

学生が来る。医学、薬学、生理学系では50%を超えることも

普通である。

 したがって東大カブリの『一般アンケート』による『印象

調査』でのは学問の性差の判断は間違いである。女子学生

の数物系嫌いは実は明治維新後の『富国強兵政策』に由来

している。『戦車を開発するのに女性は向いていない』という

常識がまかりとおった。もちろん当時の欧米でも同じことだっ

た。

 このような学問の性差という差別論文は撤回、または訂正

すべきものである。

silegeneさんからの投稿、パリティ廃刊は単に丸善の都合からでした

    (投稿内容)

パリティ誌愛読していました
本当は1年半前に、何故廃刊なんですか!という抗議とか質問をしたかったのですが、今回改めて、どうして廃刊かご説明願えないかと思っております。と申しますのも、現在、4年前に廃止された岡山県光量子科学研究所再建の活動しているのですが、岡山県では光量子科学研究所を廃止にしたのみならず、岡山県立図書館の購入の雑誌「数学」の停止、雑誌「Nature」の停止と、科学関連予算を次々に削っていまして、その流れの中、「パリティ誌まで停止なのか!!」と打ちのめされたからです。

      (引用終わり)

以下大槻義彦からの回答です。

 パリティの廃刊は単に株式会社丸善出版の経済的理由

からでした。もちろんこれは岡山県立図書館とはまったく

関係がありません。岡山県光量子科学研究所は再建される

ことを願っています。