学術会議任命拒否に抗議して東大名誉教授が政府の会議座長を辞任、『信用できない政府』と

    (毎日新聞からの引用)

日本学術会議の会員任命拒否問題に抗議し、佐藤

康宏東大名誉教授が文化庁有識者会議の座長を辞

任したことが15日、分かった。佐藤氏は取材に

「首相が法律を守らない政府は信用できないと判

断した」と説明した。.......................

                 (引用終わり)

 ついにここまで来たか。辞任したのは佐藤康宏

東大名誉教授。日本美術史の大家。この大御所の

辞任は政府の文化行政が地に落ちたことを意味する。

つまり現政府は『文化人』と対立したのだ。あるいは

そっぽを向かれたのだ。文化行政が否定された政府

はそれだけで価値を失う。例えば教育は政府の最大

の施策の一つ。その教育に文化行政が欠落したなら

ば教育は崩壊する。

 ところで学術会議会員に再び進言する。佐藤名誉

教授に習って抗議の総辞職をしなさい。今回拒否さ

れなかった会員よ、あなたたちが率先して総辞職

すべきです。