女性は物理嫌い?東大調査のオソマツ、それは明治維新後の富国強兵政策の結果

     (以下朝日新聞からの引用)

 物理、化学、機械工学、情報科学、数学、生物といった科学のイメージは男性的? それとも女性的? 東京大などがそんなアンケートをしたところ、いずれも男性的だという印象を持つ人が多いことがわかった。特に女性でその傾向が強く、科学への女性進出を妨げている可能性があるという。こうした調査は日本ではあまり行われてこなかったが、印象の偏りが浮き彫りになった。

 東京大カブリ数物連携宇宙研究機構の一方井(いっかたい)祐子特任研究員(心理学)らは昨年6月、物理、化学など6分野について、20~60代の男女791人にオンラインでアンケート。。。。。

     (引用終わり)

 この調査は『学問に性差がある』と主張する危険な差別

につながり座視できない。第一東大カブリ数物連携宇宙研

機構に心理学の特任研究員が居ること自体理解に苦しむ。

 たしかに数物系に女子学生は極端に少ない。東大でも早稲田

でも物理学科50名の定員に女子学生が来るのは2,3年で1人

ぐらい。しかし化学、生物、医学、薬学では3、40%は女子

学生が来る。医学、薬学、生理学系では50%を超えることも

普通である。

 したがって東大カブリの『一般アンケート』による『印象

調査』でのは学問の性差の判断は間違いである。女子学生

の数物系嫌いは実は明治維新後の『富国強兵政策』に由来

している。『戦車を開発するのに女性は向いていない』という

常識がまかりとおった。もちろん当時の欧米でも同じことだっ

た。

 このような学問の性差という差別論文は撤回、または訂正

すべきものである。