キリスト教団体、即位礼、大嘗祭などに抗議、政教分離違反と
朝日新聞は22日、次のように報じた。
(以下引用)
プロテスタントやカトリックなど国内のキリスト教教派団体関係者らが21日、東京都新宿区で記者会見した。22日の即位礼や11月の大嘗祭(だいじょうさい)など一連の儀式には「宗教的要素がある」としたうえで、国事行為や公的行事として多額の公金を支出することは「宗教儀式に国が関与することになり、憲法の政教分離原則違反にあたる」と主張し、抗議する意向を明らかにした。
大嘗祭は「新天皇が天照大神を迎え寝食をともにして、天皇霊を受けて神になるとされる、純然たる宗教儀式」だと述べ、即位礼についても「宗教的伝統を導入した」と指摘した。
(引用終わり)
私は天皇家を尊敬し、親しみを感じている。一家は教育程度も高く、知性にあふれ、常に世界平和と安寧を望んでおり、それを事あるごとに強調しているからである。
朝日の記事のような批判を受けてしまう。つまり天皇家はまるで伊勢神宮や八幡神社の神主のような振舞をされる。
その最も象徴的なものは今回の即位礼での天皇の右手に
持たれているシャクを見れば分かる。
天皇は日本国民の象徴であり、神主の象徴ではないはず
である。
那須サイエンスカフェ第3回報告(暗黒エネルギーと暗黒物質)
「暗黒エネルギーと暗黒物質の違い」 2019年10月19日(土)18:00~20:10 稲村公民館 (10月12日、 開催予定が台風19号のため一週間順延となった。)
・サイエンスカフェのメンバーの大岩さん宅(宇都宮市)が、この度の台風19号の被害を受けられたとのことです。心より、お見舞い申し上げます。
・基調講演及び討議
水蒸気⇒水滴⇒氷となるとき、エネルギーが出るように、宇宙では何もない空間から光子が実空間に集まり(莫大なエネルギーが出る)、相転移が起き、10-36秒後ビッグバンになった。この理論の提唱者が、東大の佐藤勝彦名誉教授で、この理論が実験的に検証されれば、ノーベル賞受賞は間違いないと言われている。
ところで、今回の台風は相転移の被害と言える。日本列島の中央の山々に雨雲が当たり、断熱圧縮により、水分が雨となった。温暖化が進んでいることもあり、海水温が平年差より1.2℃高く台風の規模が大きかった。
台風は地球の自転に伴うコリオリの力で、左巻きの渦となっていて、山岳地帯とぶつかる台風の西側で大雨となり、太平洋側の多くの河川が決壊した。雨量に対し風速は小さかった。
大きな被害はであったが、ひと昔前の被害から比べると人的被害は数字上大きく減少していることは事実だ。東京では地下の巨大遊水空間が機能し、浸水による被害はほとんどなかった。
本論に戻り、暗黒エネルギー(ダークエネルギー)は1998年パールムッター&リースが宇宙の膨張が加速していることを発表。現在、観測可能な超新星約700個を観測し、その距離に注目すると、60億年前から加速度的に膨張が始まっていることが判った。重力エネルギー優勢からの転換である。このエネルギーは宇宙の成分の68.3%と計算されるが、正体は不明。
、また、暗黒物質(ダークマター)の存在は、銀河の泡構造(宇宙には、ほとんど何もないところや、銀河が多くあるところがある。)があり、ダークマターの重力相互作用が原因である。さらに、星雲の回転速度がすこぶる速いものがあり、遠心力が釣り合うためには何らかの物質の存在が必要となる。そして、重力レンズ効果を観測することで分布の様子を推定できるが、これも正体は不明で、宇宙成分の26.8%と計算される。
通常既知物質は4.9%に過ぎない。
大槻先生はダークエネルギー、ダークマターの正体は何だと考えられていますかとの問いに対しては、色々な説を知っているがゆえに、恣意的になる懸念もあり、答えませんとのことです。
ところで、大槻先生は過去にノーベル賞推薦委員を6年間経験されていたとのことで、その時代はインターネットもなく、該当者の功績を調査するのに、その都度本人から聞き取りを行ったそうです。
ノーベル賞の受賞が決まると、メディア各社がその内容をスクープするが、なかでも、朝日新聞の科学部門の記事が毎回素晴らしいとのことです。
また、吉野彰教授が、リチウムイオン電池の実用化に大きく貢献した業績により、ノーベル化学賞を受賞されたが、10年ぐらい前から候補に挙がっていたが、なかなか頂けなかったそうです。おそらく、急遽、文化勲章も今年受賞されると思うが、文化勲章の決定過程は疑問が残るとのことです。
大槻先生はノーベル賞については魅力ある賞であるが、ご自身の研究対象が「面白いと思ったこと」であり、「科学文明を変える」意気込みにかけていたとの感想でした。
先生の今後の目標は「新たな科学哲学体系を創る」ことにあるそうです。
(吉川記)
『再性核研究所』からおかしなメール?
本日上記のようなところから長いメールが届いた。原子核に『再性核』などというものはないから戸惑った。
中身を読むと 1/0 には+無限大と-無限大が
あるからこの中間としてゼロがある、というものだった。しかし物理学にはこのようなことはない。
の近くでは+無限大にのみ発散する。そういう意味では、物理現象の発散は+無限大のみが問題になる。これらの
子電磁気学』によって見事に解決された。
再性核研究所なるものがいうように1/0が0になる
現象など物理学には無いし、物理学の基本に対立して
いる。
もっとも数学は定義の部分もあるから無限大を0と
定義することも勝手であるが、ただこのような数学は
物理学では使えない。
もっと奇妙なことはこの団体は数学の普及が目的
というが活動規約に男女の縁結びも行うとある。仲人
業務が無限大=発散問題とどう結びつくのか?
リチウムイオン電池にノーベル賞
このとき私は丁度上野から東北新幹線7時6分発の車中にいた。
になっているはずだ。すぐさま手持ちのiPADを開いた。とたんに
吉野彰さんの顔が大写しとなった。旭化成での記者会見の模様だ
った。
遅すぎた。私は10年も前からマスコミの事前取材があると
リチウム電池を候補に挙げてきた。その都度『大槻の予想は
当たらない』と笑われてきたのだ。
記者会見、質疑応答に移っていた。例によって大新聞の記者
がバカな質問をした。『日本の大学の能力が落ち将来ノーベル
賞などとれなくなると危惧されているが吉野さんのご意見は?』
と。吉野さんの研究現場は大学ではなく民間会社だから、当然
大学の研究批判が出るものと記者は期待したのだろう。
しかし吉野さんはエライ!『大学での基礎研究と産業現場
での応用研究が両方必要です』と。当たり前のこと。共同
カの大学にあって吉野リチウム電池の基礎を作ったのだっ
た。まさに大学と産業現場の提携だ。このことを強調して
記者の質問をはぐらかした。
それにしてもリチウム電池は科学文明を変えた。つまり
、今、思うのは『どうせやるなら文明を変える』よう
な研究をやることがいいのだ。私はつくずく考える。私のや
ってきた研究、『放射線の水切り運動の発見』『火の玉の
解明』にしても私自身はただ単に面白いからやったことだ
った。『科学文明を変える』という意気込みに欠けていた。
チウム電池の基礎を
那須サイエンスカフェ第2回、報告
那須サイエンスカフェ2019第2回
「セルロースナノファイバーの発見、鉄の文明の終わり」
2019年10月5日18:00~ 稲村公民館
・基調講演
大学の科学分野はほとんど物理学を土台にしている。理学部は、物
一方生物学は遺伝子構造の解明が進み、DNAの複製によって起こ
機械は電気と磁気で動くが、人間の体は量子力学の共有結合(2個
……1962年位に、ノーベル物理学賞を受賞した湯川秀樹京都大
私の友人の青野修自治医科大学名誉教授(プラズマ物理核融合)は
樹木がセルロース分子の集合体であることに着目し、木質科学の第
この発見は、有史以前から現在まで続く鉄の時代の終焉を告げてい
・質疑・意見等に対する教授の回答
①植物由来であるにも関わらず、熱にも摩擦にも強く2,000度
②基本特許は日本が持つが、それ以外の特許は中国が多く、今後先
③カーボンナノファイバーより広範囲の活用ができる。
④CNFの有害性も調べられているが、現在までアスベストのよう
⑤建築材料に使用した場合経年劣化については、酸化して錆びるこ
(稲見記)
強い者で優しい人がいるが、彼らは私を保護すると同時に、序列をつけて自分の尻の下に下僕として置いていないか?と思う。私はフレンドだと思っている。この構造は、まるで、畜舎の豚と畜産業者の関係のようだ。時間で何かをしなければならなくなるのは、まるで、「出荷」のような考えだ。
大槻からの回答
いやな人がまわりにおれば解決は簡単。交際を辞めれば
いいのですよ。たったそれだけ。