日韓関係、外交断絶の危機、隣国が敵国の苦痛,韓国よさようなら、また会う日まで

    (日経からの引用)

 約8年ぶりの日本での新政権発足や米

中対立の陰に隠れるかたちで日韓の「時

限爆弾」が静かに時を刻んでいる。元徴

用工判決後に韓国で差し押さえられた日

本製鉄(旧新日鉄住金)の資産が近く現

金化されれば両国の対立は決定的になる。

(引用終わり)

 韓国の反日の勢いは止まらない。大使館

や領事館の前には慰安婦像が設置され、あ

げく安部総理がその前でひざまずく像まで

作られた。海外の公園などにはたくさんの

慰安婦像まで作られている。

 数年前にはカナダ、バンクーバーの家の

すぐウラの公園に慰安婦像の設置の提案が

韓国団体からなされた。日本人などまったく

通らない公園で、韓国人はこの慰安婦像をだ

れに見せようというのか。さすがに管轄する

バーナビー市議会はこの慰安婦像を許可しな

かった。

 あげくの果てに近く、元徴用工に対する

賠償支払いの実行がなされ、日本製鐵の所有

する韓国ボスコ製鐵の株が売却されるという

のだ。これが冒頭の日経の記事の言う『時限

爆弾』なのだ。この爆弾、行き着くところが

日韓国交断絶である。

 元をただせば昔の日韓平和条約、それにさ

かのぼれば植民地支配にある。当時韓国の社会

は貧しく疲弊していた。日本からの経済援助

をもたらすのが日韓平和条約だった。日本からは

巨額な賠償金が韓国に渡された。慰安婦や徴用

工の被害者に対する補償も含まれた。このため

条文には再びこの種の被害賠償問題は持ち出さ

ない約束が書かれた。

 しかしその、日本からの賠償金は被害者個人

には渡されなかった。そしてそのお金で韓国は

国の経済の柱になる鉄鋼製造のボスコを作った。

このボスコに賠償金が渡っただけでなく、当時

世界的大企業に発展していた日本製鐵が援助し

た。(だからこそボスコに日本製鐵の持ち株が

あるのだ、皮肉な話)

 つまり今に日韓関係を作った日韓平和条約は

2重の誤りがあった。一つは日本の賠償金が韓国

の政府にだけ支払われ個人への賠償をそれによっ

てごまかしたこと、第二は日本の大企業が安易に

韓国企業を支援し、元徴用工の苦しみを軽視した

こと。

 徴用工賠償金が実際に日本製鐵の株で支払われ

れば日韓関係は断絶する。まるでイスラエルとパ

レスチナではないか。こうなれば韓国はもはや、

日米安保の枠組みにとどまることはできない。つ

まり中国、北朝鮮の側に走る。