もはや韓国は中国、北朝鮮陣営入り、それが悪いことでもない

                  (日経新聞からの引用)

『革新色強める韓国政治 日本との亀裂、修復描けず

 

韓国政界で多数を占める革新系勢力が影響力を強めている。国会議席の6割を持ち文在寅ムン・ジェイン)政権を支える巨大与党が、政権肝煎りの法律を成立させたり、過去の保守政権に加担した判事を弾劾訴追するなど、数の力を行使する局面が目立つ。

「対北朝鮮ビラ禁止法を世界が憂慮している」。保守系野党「国民の力」の朱豪英(チュ・ホヨン)院内代表は2月下旬、2020年末に与党系の賛成多数で成立した法律の不当性を…革新色強める韓国政治 日本との亀裂、修復描けず 。。。。

     (引用終わり)

 私がなんどもこのブログで指摘したとおり、韓国はすでに

中国、北朝鮮の側に移ったのだ。韓国左翼政権はすでに数年

の実績を作り今なお40%以上の支持率を維持している。

日本、アメリカはそのことをしっかり認識すべきだ。韓国

は米韓軍事演習も拒否しているではないか。北朝鮮に対す

る西側の経済制裁はつずくが北は一向に困窮する様子がな

い。韓国がウラで援助するためだ、という。

 私は中国、ソ連北朝鮮、韓国の左翼政権は悪だという

立場はとらない。コロナからの脱却の例を見るまでもなく

、このような独裁政権でなければやれない世界になりつつ

ある。一言で言えばもはや自由と民主主義政策は破綻しつ

つある。貧富の差があまりにひどい。もちろん中国などの

少数民族弾圧など非難すべきこともあるが新興宗教への弾

圧は容認できる。


 
 
 
 
 
 

在日米軍、東京の空を我が物顔

        (毎日新聞からの引用)

在日米軍ヘリが首都・東京の中心部で、日本のヘ

リであれば違法となる低空飛行を繰り返している

問題で、昨年から運用が始まった羽田空港の新ル

ートが飛行に影響を与えているとの指摘が専門家

から上がっている。米軍ヘリは新ルートの近くに

ある六本木の米軍基地「赤坂プレスセンター」の

ヘリポートを移動拠点にしている。戦後ヘリポー

トの存在を認め、米軍を航空法の規制対象として

こなかった日本政府に対して厳しい目が向けられ

ている。

      (引用終わり)

 米軍のヘリコプターが頻繁に東京のド真名を、

超高層ビルやは鉄塔の高さ以下の超低空で、東西

に危険な飛行している。このような危険な飛行は

最近目立つようになった。これは羽田空港の管制

も把握しているが管制官は警告もできなければ、

米軍への問い合わせもやってない。

 それには『米軍の飛行を日本の航空法で規制で

きない』という制度があるからだという。この、

米軍ヘリの異常な飛び方は最近の羽田空港の着陸

方向の変更に原因があるらしい。羽田空港は南風

のとき北から、つまり海からでなく都心、新宿、

渋谷方向から侵入するルートを決めた。(もちろ

ん、都民は騒音被害を受け反対運動が起こってい

る)。

 米軍は都心東部のヘリコプター基地を持ってい

るから、この羽田着陸新ルート新設に反対しない

で羽田への着陸ルートの交差するヘリ飛行を危険

な超低空飛行に切り替えたのだ。都民はたまった

ものではない。羽田新ルートの着陸飛行と米軍ヘ

リの超低空飛行の二重の騒音にさらされる。

 安保条約によって日本の空の統制をする航空法

は米軍には適用されないにしても、事前協議をし

て情報交換をして、米軍ヘリの飛行に影響するな

らば羽田新ルートを止めるか米軍ヘリのヘリポー

トの位置を移すとか、何故やらなかったのか?

 双方とも都民に危険や迷惑などまったく考慮

していないのではないか。

 

ノーベル賞病?Journal of the Japan Skeptics の記事が注目集める

 

通常Skepticsは懐疑論者、無神論者のことであ

るが、実際には当風流に言えば『反オカルト』

ということです。この団体は30年以上も昔

私とか副会長の高橋昌一郎教授が中心となって

作られました。

 この団体の発行するジャーナル最新号に

   『ノーベル病:知性が不合理に陥る病』

という記事が出て注目されています。筆者は

リリエンフェルト、訳者 高橋昌一郎、安部

夏由美。

 何しろノーベル賞受賞者批判ですから高度

な科学用語がでるし、心理学、医学用語、哲

学用語が出るし論理構造も微妙なところが多

く難解な文章ですがお二人の訳者は見事な、

分かりやすい訳文となっています。(この

ジャーナルについてはご案内を文末に書き

ます)

 さてそのノーベル賞病ですがノーベル賞

推薦委員を6年間やった私として、これが本

当なら座視できません。そこでまず、どれくらい

の数の科学者がこの『ノーベル賞病』にかかって

いるかを調べます。このジャーナルに取り上げら

れたノーベル賞病は8名ですがそれにるいした言動

も加えると12名です。

 ところでこれまでノーベル科学3賞の受賞者は

およそ1000人です。この1000人のうち

知的不合理に陥った科学者は12÷1000=

1.2%となる。この不合理病は表にに出ない

場合もあるからこの2倍としても2.4%でしょうか。

 実はこの数字は40年ほど前に東大教養学部生協

が学生に行ったアンケート調査でオカルト思考者は

およそ3%でした。理工系ならもっと少なく2%ぐ

らい。私が早稲田大学理工学部学生にやったアンケー

トでもオカルトは2.2%でした。

 なんと、ノーベル賞病は普通の人達の病だったの

です。高度な理工系知識エリートがとくに陥る奇気

ではない。この点、このリリエンフェルトの大きな

誤解をしたのです。

 たしかに湯川秀樹先生は晩年仏教に深入りして『も

はや物理学の世界は自分の世代で知り尽くした。あと

は広大な仏の世界という未知の世界がある』と

言って私を怒らした。それから何年もしないうちに、

クオークという素粒子素粒子が発見されたのです。

 ニュートンですら晩年『神が存在することを示す

方程式』を発表して世のひんしゅくを買いました。もち

ろんケンブリッジ大学のトリニティカレッジ前のニ

ュートンのモニュメントにはこんな『業績』は書か

れていない。ところがロンドンの有名なウェストミ

ンスター寺院のニュートンの墓には『神の存在を証

明した科学者ここに眠る』と書いてああります。

 このようにたった2.4%の不合理な人でもノー

ベル賞をとればその言動が注目されマスコミを驚か

すのです。その意味で知性を特別な能力と仮定した

本論文の著者リリエンフェルトも同じ『知性の不合

理』に陥ったと言えるかもしれない。

 人は多くの場合その世界観は変化します。

ノーベル賞受賞者も同じ。たしかにノーベル賞受賞

理由の科学的業績を達成した時点で本人は確かにその

知性は合理的で知的なものでした。しかしわずかなが

らこの合理的知性は変わるのです。実際にはもちろん

わずかな人たちですが。

注1)Japan skeptics に興味のある方の入会を募集

  しております。連絡先:108-0075東京都

  港区港南3-6-21-380情報文化研内

  ジャパンスケプティックス事務局

注2)本文章はジャパンスケプティックスジャーナル誌

  への投稿記事ですが広く本ブログへも転載しました。 

 

西風隆介『神神の契約』とコロナ巣ごもり

 コロナ巣ごもり、と言ってもうすら寒い東京のマンション

に寝転んで本読みにあけくれた生活ではダメだ。そこで、近

くの哲学堂公園六義園などの公園、近くの神社仏閣は神田

明神、護国寺などが格好の運動場となる。

 こんな折、知り合いの西風さんの表題の近刊書が送られて

きた。本の表題うえには『古墳と北斗七星に秘められた真実』

とある。ここで取り上げられたのが埼玉県『さきたま古墳』で

あった。しめた!いいこと聞いた!神社仏閣より古墳がいい

ぞとばかりさっそくこの古墳で出かけた。

 大きい大きい!さきたま古墳は広大な公園になっており、

その最大古墳は丸墓山古墳でピラミッドを想像したくなる

古墳なのだ。その南には前方後円墳が8個も並んでいる。

稲荷山古墳、二子山古墳、中の山古墳まで。この日は運悪

く北風の冷たい天候で最北の上の3個の古墳を見るのがや

っとだった。

 これらの古墳の配置はジグザクな位置に並んでおり、

なんとこの配置は北斗七星の配置と一致すると西風さん

は言う。しかもこの古墳群の中心の位置にある二子山古

墳の真ん中と『大国魂神社』を結ぶ線が正確に北を指し

ているのだ、と言う。

 考えてもみよ、日本古代国家は奈良、京都あたりにある。

その古代国家の中心から遠く離れた埼玉県になぜこのよう

な大規模古墳群があるのだ?!うむ!もしかしてこれが魏

倭人伝の卑弥呼の都か?!

 

silegeneさま、スプールとループの説明

 

silegene

大槻先生の著書の『物理学演習』(1987年4月発行、1997年第3刷)に出てくる干渉じまは、上記「今は」に含むと考えていいのでしょうか?
あと気になるのが、スプールとかループとか出てきて、スプールは日本語に直すと糸巻きかなと思うのですが、ループのほうは、ループ量子重力のループと日本語だと区別できませんが、特に区別する必要はないのでしょうか?

  (大槻からの回答)

 上の、私の書いた本は発行が学術図書ですね。

残念ながらいくら探しても今私の書庫にはこの

本がありません。そこで学術図書に依頼して、

予備があれば送ってもらうつもりですから少々

お待ちください。

 ただ次のことは回答できます。

スプール

 これはドイツ語でspur,スプール、またはシュプー

ルでこれはtraceの意味です。つまり行列の対角成分

の総和のことです。今の高校数学では多分traceと教

えるでしょう。昔の大学の物理、数学ではspurを使

っていました。

ループ

 loopのことです。これは和算の記号Σのことです。

 

   

 

奇々怪々三島由紀夫の自殺前の自衛隊本部総監

 過日車で新宿から四谷の上智大学に向かっていたが

新宿東口で左折するのを一本間違えてに早めに左折し

てしまった。右折して四谷に行くべく防衛省の前を右

折しなければならない。

 右折しようとして車のスピードを落とした。とたんに

左から怒号が飛んだ。『コラー!!ここ止まっちゃいか

ん!行け行け!!見れば防衛省の警備員のようだった。

交通警察でもないのに車に指示を出すなんて?!私は

当然指示にしたがわず車を止め右折の態勢をとって、そ

の声の主あたりを見た。

 防衛省入り口には警備員5,6人たむろしており、そ

の正門には大きな車止めが並んでいた。防衛省に入るに

は許可を得てからその車止めを除去してもらって行かね

ばならない。してみると車は公道にいったん停止してい

なければならない。『ここに車は停止してはいけない』

とは何事か?!

 ちょうど50年前、三島由紀夫はどうしたわけか、この

正門をどうどうと通ったのだった。

    (以下時事通信からの引用)

作家・三島由紀夫=当時(45)=が、主宰する「楯(たて)の会」の会員と陸上自衛隊市ケ谷駐屯地に立てこもった三島事件は25日で50年。自決した東部方面総監室があった「1号館」は現在、「市ケ谷記念館」として防衛省(東京都新宿区)の敷地内に移設、復元されている。総監室の扉には三島が自衛隊員ともみ合った際に付いた刀傷が刻まれ、半世紀前の事件を今に伝える。

〔写真特集〕作家・三島由紀夫

 記念館は、同省を見学する「市ケ谷台ツアー」のコースに含まれる。旧陸軍大臣室だった総監室の部屋中央には1号館の模型が置かれており、三島が演説したバルコニーも窓越しに見えるが、扉に残る刀傷3カ所以外に事件を示す資料はない。

       (引用終わり)

 自衛隊市谷駐屯地を大手を広げて通っただけではな

い。東部方面総監室まで侵入した。さらにそこのバル

コニーにまで侵入したのだ。個別にこれを阻止しよう

とした形跡も見えるが組織的阻止ではなっかった。

 このバルコニーで三島由紀夫は『自衛隊の決起』、

つまりクーデターを呼び掛けた。大勢の陸上自衛隊

員がこの演説をにやにやしながら聞いた。その時もそ

の後も自衛隊のクーデターなど論外であり、文民統制

は機能してきたように見える。

 しかし陸上自衛隊にはその心のウラに三島由紀夫の右翼、

極右思想に感銘しているところがある。そうでなければ、

防衛省はなぜこのような刑事裁判まで発展した不法侵入を

正当化して褒めたたえる『記念館』を防衛省内部に設置し

てあるのか。

 

私の本でなく他人の本についてのおたずね?

以下のようなコメント投稿がありました。

silegene

大槻先生の著書の『物理学演習』(1987年4月発行、1997年第3刷)に出てくる干渉じまは、上記「今は」に含むと考えていいのでしょうか?
あと気になるのが、スプールとかループとか出てきて、スプールは日本語に直すと糸巻きかなと思うのですが、ループのほうは、ループ量子重力のループと日本語だと区別できませんが、特に区別する必要はないのでしょうか?

   (大槻からの回答)

 培風館の『物理学演習』のことですか?スプールなどという

言葉、私のこの本の何ページに書いてありますか。教えてくだ

さい。もしかして他人の人の著書?それならその人にお聞きく

ださい。