那須サイエンスカフェ第1回報告のつづきのつづき

仮説を立て、新しい原理、理論を追及する方法は有効な手段となるとの意見があり、先生は仮
説を立てるにしても、その時の最先端の理論が分かっていないと、それは単なる評論家との評価
となる。例えばアインシュタインが光速不変を相対性理論に取り入れたのは、マクスウェル方程
式の中での光の速さの位置付けが重要と分かっていたからであると説明されました。
 また、ビッグバン以前の宇宙はどういった状態であったのかを類推する方法はあるのかとの質
問に、京大の佐藤勝彦先生のインフレション理論からかなりの確度でわかってきているとのこと
です。
 別の参加者の方からは、なかなか理解しがたく、今まで聞いたことの無いことばかりで驚かさ
れたとの感想が有りました。
 欠席、御招待客;伊吹俊彦  定常会員;成田美樹 世話人;小出浩美 以上3名(敬称略)
 次回;10月5日 6:00pm~
    内容;セルロースナノファイバーの発見、鉄の文明の終わり。

以上報告;吉川正大