久しぶりの新宿末廣亭、久しぶりの歌笑と鉄平

 どうせ3月まで新宿末広亭通いは上席、中席、下席

と100%の通いずめになるのだから、その日の出演

者などあらかじめ調べても意味がない。つまり『出た

とこ勝負』。

 ところがところがなんと!私の大好きな三遊亭歌笑

と林家鉄平が昼席の中頃に飛び出してきた。歌笑は8

0歳近いはずなのに若いし元気も良い。現代落語もう

まいし古典落語はピカ一だ。

 現代落語はとても難しい。日常的な家庭、職場、政

治、経済がからんでくるのでうっかりすると座が白け

てしまって大失敗となる。その点古典は簡単。長く、

他の先輩演者によって磨きあげられたモノだからだ。

もちろん古典はそれだけ他の演者と比較され優劣が

簡単に分かってしまう。

 歌笑はもちろん現代モノと古典モノの両党使い。

現代モノは三代歌笑、2代歌笑から受け継がれた

爆笑モノを持つ。これが彼の強みだ。

 新宿末広亭、また来週行くぞ!