三島由紀夫、何も見えていなかった、50年前の死の無駄
(毎日新聞からの引用)
1970年への旅 三島が予見した「終末」 現代人が直面する「破滅」見えていた…
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「あの日」から今年で50年になる。19
70年11月25日、三島由紀夫(享年45)
に「檄(げき)」を飛ばした直後に割腹自決
した事件は衝撃を与えた。今も内外で業績が
しのばれ、その言動は論議を呼ぶ。なぜ国の
行く末を憂えて逝ったのか。作家が予見した
「終末」の意味を考える。
<僕が死んで五十年か百年たつと、ああ、
わかったという人がいるかもしれない。そ
れで構わない>。。。。。。
(引用終わり)
あれから50年たった。日本は彼が心配
してくれた終末は迎えない。迎えないどこ
ろかきわめて平穏無事に進んでいる。
新憲法のもと、戦争もなく、外交も世界
各国と友好を維持している。経済もインフレ
もなく一人あたりのGDPは1980年代から
2倍近くに増加している。
社会生活も良好で治安は世界有数に良好で
教育も行き届き発展している。一部貧富の差
が問題になっているが社会保障費は1.9倍
ものびている。
『50年たってやっと分かった』ことは三島
の心配は絵空事だったことだ。