原発規制の裏側、電力会社のごまかしを見抜けるか

      (毎日新聞からの引用)

 再稼働を目指し、原子力規制委員会の安全審査を 受けている日本原子力発電敦賀原発2号機(福井県敦 賀市)。真下にある断層に関する審査資料を無断で書 き換えた影響により、審査は行き詰まったままだ。書 き換えの真相を探ろうと、規制委は昨年暮れに日本原 電の本店(東京・上野)に異例の立ち入り調査を始め た。それから半年、再稼働を目指し、原子力規制委員 会の安全審査を受けている日本原子力発電敦賀原発 2号機(福井県敦賀市)。真下にある断層に関する審査 資料を無断で書き換えた影響により、審査は行き詰まっ たままだ。        (引用終わり)  規制委員会の安全審査にも不安はあるが、それでも 電力会社にとってはこの安全審査は難物である。電力 会社は手を変え品を替えてごまかそうとする。原発立 地条件の決めてになる地震域、活断層の存在はすこぶる 重要である。  なんと発電会社はその活断層のデータを書き換え規 委員会の目をごまかそうとしたのだった。原発関連の 電力会社はこれまで原発立地、建設作業、運営運転に わたって数々の不正、ごまかし、詐術をしてきた。その 極端な例がアノ福島原発爆発炎上事故だった。  その電力会社は今になっても反省の片鱗も見せず、 不正とごまかしをつづけているわけだ。