那須市民大学第2回 光速度不変定数の性質から時間の遅れ
考えてみれば高速c=2.998×10<8m/sが
不変定数となることは大変不思議なことです。モデルガン
、つまりエアガンであってもすれ違う新幹線から打てば
ガラス窓を壊しすれ違う列車内の人を殺傷するかもしれ
ません。つまり速度の加法則があります。実際新幹線で
ははねあげた小石がすれ違う列車の窓を壊す例が報告さ
れています。ロケット打ち上げの初期には打ち上げ速度
を稼ぐため地球の自転速度を利用するため打ち上げ基地
をなるべく南に設置して東に向かって打ち上げました。
、ケープカナベラル、ロシアは最南端カザフスタンバイ
コヌールなどです。
ところが光だけは放射時に加法則が成り立たない。懐
中電灯を照らしながら光の速度で走ってもc+c=2cとは
ならずc+c=cなのです。光速cはいつもいつもcなので
す。光速近くで走る列車の中で左右の鏡で光を往復させ
この往復の時間で時間のスケールを定義します。ところ
がこの様子を列車が通過する駅員が観測すると列車の鏡
も移動しているのですから光は鏡を追って斜めの走ること
になります。ところがこの駅員がみても光速cは変わらな
いのですから斜めの長い距離を走りますから長い時間がか
かります。
つまり駅員から見て走っている列車の時間はゆっくり
進むことになる。光速が不変であるため時間、空間が不
変でなくなる!