原発は負の遺産、人材枯渇、見向きもしない学生

 原発はもはや危険きわまりない巨大な廃棄物。これは

将来の日本人に負の遺産として重くのしかかる。廃炉

するにしても技術者がいなくなる!

    (日経からの引用)

細る原発供給網 電力会社、次代の担い手不足に悩む
原発技術2030年の壁(下)

 
2021/2/11 2:00

 東日本大震災から10年の道のりは、原子力発電所

を運営する電力会社にも厳しかった。世界で最も

厳格な安全基準への対応に苦慮し、震災前に54基

が稼働していた原発は足元で9基の再稼働にとど

まる。学生による原発産業への関心も薄れるなか、

原発の運営ノウハウを次代につなぐため、業界総

出で知恵を絞る。

    (引用終わり)

 知恵を絞っても、その知恵がない。学生は工学部

原子力工学科、原子炉工学科などもはや志望しない。

志望しないからこれらの学科は廃止、または名称変

更してしまった。

 変わった学生がいてもし仮に原子力工学科を志望

しても親が反対、親戚が反対、恋人(もしあれば)が

反対する。有名教授も去って行く。その上、原子力

の将来をみこした学生は大学院で進路変更してしまう。

 将来の原子力工学の主な仕事は廃炉の研究開発。つ

まり『ごみ処理』なのだ。しかも危険きわまりない

ごみ処理。こんな仕事に若者が将来を託すはずはない。

 付録 日本の主な大学工学部の原子力工学

 東大  システム創成学科に改組?

 京都大  廃止?ともかく今はない

 大阪大  今はない

 名古屋大  今はない

 東北大  今はない

 

 

 
 

 

 

東日本大震災から10年の道のりは、原子力発電所を運営する電力会社にも厳しかった。世界で最も厳格な安全基準への対応に苦慮し、震災前に54基が稼働していた原発は足元で9基の再稼働にとどまる。学生による原発産業への関心も薄れるなか、原発の運営ノウハウを次代につなぐため、業界総出で知恵を絞る。