ゴーン被告の不法な逃亡、実は自ら選んだ悲惨な『島流し刑』

   (朝日新聞より引用)

 日産自動車の元会長カルロス・ゴーン被告(66)

の計約91億円の役員報酬有価証券報告書で開示

しなかったとして、金融商品取引法違反の罪に問

われた元代表取締役グレッグ・ケリー被告(64)

の第3回公判が29日、東京地裁であった。公判の

最大のキーマンで、東京地検特捜部司法取引

た大沼敏明・元秘書室長(61)の証人尋問が始

まり、開示を避けた「未払い報酬」の存在を認

めた。

    (引用終わり)

 ゴーンは金にまかせてマンマとレバノンに逃亡

して豪華な生活を送っている。日本の保釈制度の

欠陥、弁護士の責任が問われているが、この事態

はすばらしい解決法であり、一種の『島流し刑』

に相当する。

 ゴーンの容疑は証券取引所への嘘の報告、税務署

への嘘の申告である。つまり『形式犯』なのだ。殺

人のような刑事事件ではない。したがって昔なら、

これは『百叩きの刑』か『島流し刑』が相当なのだ。

 ゴーンはバカなことに自らこの『島流し刑』を選

んだ。しかも大金かけて、民間ジェットで、レバノン

という混乱のただなかにあるレバノンを選んだ。レ

バノンは島としては最悪。

 レバノンは隣国イスラエルと激しく対立、その上

『友国』の中東諸国とも対立。政治混乱の真っただ

中にある。しかしいかに厳しい国がいやでもレバノ

ンを一歩も出ることはできない。日本から手配書が

世界に出回っているのだ。

 ゴーンは永久にレバノン島流し。バカな道を選

んだものだ。『お金さえあれば何でもできる』とい

う、大いなる勘違い。