大田原高校での特別講座、生徒に感銘与えたか、「宇宙は量子ゆらぎから始まりビッグリップで終わる」

   (大田原高校K先生からのメール)

本日は大変お世話になりました。
生徒も我々教員も非常に勉強となりました。特に、

虚数から宇宙(物理)に繋がったことが、虚数

習った生徒にとって興味深く、感激したようです。

ご講演後、校舎内外で本日の内容について話し合

っている生徒の姿が見受けられました。

 また、事後アンケートでの満足度も高く、生徒

にとって有意義な時間を過ごすことができたと感

じられました。

  以下、Microsoft Formsで実施した事後アンケー

トの集計結果URLとなります
https://forms.office.com/Pages/AnalysisPage.aspx?id=3mVTtRa5_UCS25Lye5qk4qR5knGwrvJOlf8v7oi4DF1UNFE5S1cxS0RYVlAyWkRJRjI1UDMzRllGTC4u&AnalyzerToken=RkqmFhOnHtY5CEzLXfzpU0M7v5VCBlv4

物理の興味、関心が高まったの項目で、「とても当

てはまる」「やや当てはまる」で96.6%となりました。

(とても当てはまるが68.3%)
それ以外の項目でも非常に満足度の高さがわかる結

果となりました。お時間のあるときにご覧頂けると

有り難いです。(引用おわり)

 講演の後のお礼文にはこの程度お褒めと感謝の言葉

をいただくのが普通である。これまで全国にお呼ばれ

して講演をやった回数はおよそ1000回以上。ひど

いときには年60回以上もやった。いつもいつも(お

世辞の?)お礼状を受け取った。今回の大田原高校

の講座のお礼もその程度の儀礼的なもの、とチラ見

しただけだった。

 しかし、その後、方々から生徒の父兄からの情報

やウワサが人づてに聞かされるようになってびっく

り。曰く「子どもは帰宅して夕飯のときひとりで

しゃべりまくった。おれは宇宙のすべてが分かった

ゾ、しかもたった1時間で!おれは科学者になる!」

と。

 べつのご家庭からは「世の中にはあの世という別

世界があるのだ。でもオカルトのあの世ではない。

われわれの世界とつながったアノヨだ。おれは科学者

になる。そのためには東大に行く!」と興奮してしゃ

べったという生徒の言葉が伝わってきた。

 およそ1000回の講演でこんなことは始めてだ。

つまり講演はそこらの年寄にやるのではなく若者に

やらなければならないこと、今さらながら悟った。