大田原高校での特別講座、生徒に感銘与えたか、「宇宙は量子ゆらぎから始まりビッグリップで終わる」
(大田原高校K先生からのメール)
本日は大変お世話になりました。
生徒も我々教員も非常に勉強となりました。特に、
習った生徒にとって興味深く、感
ご講演後、校舎内外で本日の内容について話し合
また、事後アンケートでの満足度も高く、生徒
にとって有意義な時
じられました。
以下、Microsoft Formsで実施した事後アンケー
トの集計結果URLとなります
https://forms.office.com/Pages
物理の興味、関心が高まったの項目で、「とても当
てはまる」「や
(とても当てはまるが
それ以外の項目でも非常に満足度の高さがわかる結
果となりました
有り難いです。(引用おわり)
講演の後のお礼文にはこの程度お褒めと感謝の言葉
をいただくのが普通である。これまで全国にお呼ばれ
して講演をやった回数はおよそ1000回以上。ひど
いときには年60回以上もやった。いつもいつも(お
世辞の?)お礼状を受け取った。今回の大田原高校
の講座のお礼もその程度の儀礼的なもの、とチラ見
しただけだった。
しかし、その後、方々から生徒の父兄からの情報
やウワサが人づてに聞かされるようになってびっく
り。曰く「子どもは帰宅して夕飯のときひとりで
しゃべりまくった。おれは宇宙のすべてが分かった
ゾ、しかもたった1時間で!おれは科学者になる!」
と。
べつのご家庭からは「世の中にはあの世という別
世界があるのだ。でもオカルトのあの世ではない。
われわれの世界とつながったアノヨだ。おれは科学者
になる。そのためには東大に行く!」と興奮してしゃ
べったという生徒の言葉が伝わってきた。
およそ1000回の講演でこんなことは始めてだ。
つまり講演はそこらの年寄にやるのではなく若者に
やらなければならないこと、今さらながら悟った。