梅雨明け、喜んだのはカナカナゼミ、それが不思議な鳴き方
昨日の梅雨明け宣言、喜んだのは私ではなくカナカナゼミ。
夕方、暮れるまじか、一斉になきだした。窓の外の何百年
ものドングリの大木の中。カナカナゼミはきまって夕暮れ、
薄暗くなってから、それにまだ薄暗い早朝にしか鳴かない。
何故か?薄暗い方が自分の不格好な姿がメスに気づかれな
いので好都合なの?いやいやカナカナはセミのうちでは結
構イケメンではないか!
それにもっと不思議なのはこのカナ カナ カナ。。
という断続的な鳴き声は一斉に唱和するのだ。何十匹の
セミの唱和は見事だ。一体だれが指揮者なのだ。その指揮
者のタクトの最初の一振りはだれがどうやるのだ?ドング
リの大木の10mぐらいの高さに停まっている、ことに大
きく偉そう奴を長い竹竿で追い払った。指揮者はいなくな
ってカナカナに乱れが生じるだろう。しかしもとの整然と
した唱和に変化がなかった。
物理学者が生物学者の真似事やるのはここが限度。カナ
カナの指揮者の見分け方、分かる方教えてください。