梅雨明け、想定より早い可能性、気象庁と気象協会に逆らうつもりはないが
気象庁の梅雨予報では次週の終わりまで梅雨空、
気象協会の予報ではこの先10日間は梅雨空。
本当か?いや違うと思う。
日本列島のはるか東南に大きな太平洋高気圧
が張り出してきた。これが梅雨明けの兆候である。
気象庁はこの高気圧の動きはほとんど止まって
いる、としているが毎日の測定では実は少しづつ
西に移動している。この中心位置が関東の南部に
達するのが早くて4日、遅くとも6日かかる。
このときが梅雨明けだ。高気圧がここまで西に
移動しても西日本北方に蛇行して張り出している
ジェット気流で南に下がって梅雨明けを邪魔する、
と気象庁は考えている。しかし、そのようなこと
があっても、高気圧からの暖かい南風が優勢とな
り梅雨前線は消えるであろう。多くの場合梅雨明け
は前線を押し上げるのではなく消えるのだ。
気象庁という大組織に逆らうのだから『年寄の
たわごと』とご理解ください。それでも梅雨明け
予報は商売に影響することもありうる。私の予想
がはずれたら、ご容赦ください。なにせ、気象物理
はドしろうとですから。