韓国が去ってゆく、北朝鮮にあこがれ

日経新聞からの引用

【ソウル=恩地洋介】韓国の文在寅ムン・ジェイン

)大統領は3日、大統領府の国家安保室長に徐薫(ソ

・フン)国家情報院長を起用するなど、外交安保政

策をつかさどる主要人事を内定した。北朝鮮とパイ

プのある人材を登用し、南北融和を一段と進める方

針を明確にした。。。。

       (引用終わり)

他の新聞、テレビのニュースでは上のニュースは報

道されなかったようだが韓国の将来にとってきわめ

て重要なものだ。何故なら徐氏は『北朝鮮通』どこ

ろではなく、経歴は韓国旧左翼学生運動の流れをく

む経歴の持ち主で、北朝鮮金委員長と常に連絡がと

れる仲であるとされている。つまり、この徐氏は、

韓国が北の共産党政権と『統一』する道筋開く司令

官となるのである。

 韓国に文左翼政権が誕生したとき、本ブログでは

『これで朝鮮半島アメリカ、日本の『自由連合

を離脱し、北の共産党独裁政権と統一する、と予告

した。韓国はその道をまっしぐらに突っ走っている

のだ。

 このような本ブログの考えについて反論や嘲笑が

起こってきた。過去の日本民主党政権のように、文

左翼政権も一過性の『アダ花』である、と。『すぐ

支持率は下がり左翼政権は崩壊する、と。

 このような批判はまったく当たらなかった。支持

率はなんと現在に至っても50%以上を保っている。

これに反対するアメリカ、日本側の『自由主義』『

保守主義』の野党は依然として20%程度の支持率

しかない。

 もちろん北側はすんなりと文政権の統一を歓迎し

ない。しないどころか『統一拠点』と言われる南北

連絡所を大げさに爆破してみせた。文の『南北鉄道

連結』計画もご破算にした。これらの、一連の北の

強硬姿勢は南北統一を北が拒否するものではなく、

南の生ぬるい統一路線を否定し、北の先導で統一す

るための布石である。

 アメリカの軍事基地をかかえ、アメリカとドル

援助条約(韓米スワップ協定)を結ぶ統一など大き

なゴマカシだ、と思い知らせるのが北の狙いだ。昨

日の徐室長の任命によって韓国はアメリカとの同盟

関係の清算に向かう。これが50%以上の国民の支

持率に応えて行く道なのだ。韓国、サヨナラ、別に

悪いことでもない。

 貧富の差が広がり、いやいや、広がるどころか絶

望的に差別ができてしまった。これが『自由主義

の結果と気がつき始めた。独裁でも、飢餓寸前でも

よい。ともかく生きて行ければいいのだ。極端に低

賃金でも仕事が与えられれば良いのだ。

仕事があればよいのだ。

 

いいのだ。そのうちわが日本も後を追うか

もしれない。