日本教育学会、9月入学に疑問(反対)声明、『尾木ママ』面目マルツブレ

 日本教育学会は5月11日に声明を発表して安倍

総理大臣閣下の『コロナ休校の補完として9月入学

を検討』という方針に反対した。

 日本で今もっともよく知られた『教育評論家』

(自称?)、通称『尾木ママ』とかいう尾木某

の『9月入学大賛成』論の面目マルツブレとなった。

尾木某はNHKの番組で『9月入学大賛成』、『ピンチ

をチャンスに!』と言ったので私はこの欄で、その

強烈に批判した。

 9月入学の唯一のメリットは留学する場合の、卒業

と入学の合致であるが、実際の留学現場では9月に

入学の方が大きなメリットがあることすでにその時

指摘した。その時は『ピンチをチャンスに』どころか

『ピンチをピンチに』になりかねないと言った。

 実際に日本教育学会の反対声明となったのだ。それ

見たことか!学会の各分野の『評論家』はほとんどの

場合その学会の大勢を分かりやすく代弁するものだ。

『科学評論家』は日本物理学会の大勢に従う。例えば

『低温核融合』が『発見』されたとき日本物理学会

は『ウソ』と結論、多くの科学評論家もその意見

にしたがった。今にして思えばそれが正しかったの

だ。

 教育学博士まであるのだから日本教育学会も

立派な学術団体である。その学会の大勢に真逆な

態度の尾木某とははたして何者か?!