高校生がキノコの面白い性質発見とか、科学技術チャレンジ賞?

 2月22日朝日新聞によれば高校生が『大発見をした』

という。

    (以下引用)

砂浜で生きるキノコ「スナジホウライタケ」の観察を続け

神戸学院大学付属高校(神戸市)2年の和田匠平さんが、

科学技術の研究成果を競う「第17回高校生科学技術チャレ

ンジ(JSEC〈ジェイセック〉)」(朝日新聞社テレビ

朝日主催)で「荏原製作所賞」を受賞した。過酷な環境の

下、身を守るために自ら砂をまとうことなどを突きとめた

という。。。。。。 各地のスナジホウライタケを観察す

るため、北海道から沖縄まで全国の海岸に足を運んだ。

その結果、直射日光や風などの外的刺激から身を守るため

に、柄に自ら砂をまとう工夫をしていることを発見した。

  (引用終わり)

 実にすごい高校生ではないか。いま時受験勉強など眼中

にないのだろう。それとも付属高校なので受験勉強など必

要ないのか。さて私の感想。

(1)専門の生物学会、植物学会がこのスナジホウライ

タケの面白い性質を知らなかったのだろうか。研究者は

いなかったのだろうか?

(2)一般的に科学分野はあまりにも急速に進歩して、

大学院修士院生でも最先端に追いつくことが難しくなっ

ている。高校生がいかに優秀でも量子コンピューターや

超弦理論に『チャレンジ』することは無理というモノ。

(3)朝日新聞科学部には優秀な人材がそろっている。

この朝日新聞が上のことを認識できないことがあるだろ

うか?

(4)それともこれは単に荏原制作の宣伝の片棒かつぎ

なのだろうか?