那須市民大学、youtubeで中継されます
午後6時から8時までの時間帯で行われます。場所は、
新幹線那須塩原駅東口公民館です。
第1回 5月15日
『相対性原理とは何か』
物理学の基本になる法則はあらゆる場所と時間にお
いて不変でなければならない。これが相対性原理です。
この哲学はすでに釈迦の般若心経の中で説かれています。
『自然の法は不増不減、不変不滅なもの』というわけで
す。その法則の一つが電磁気の法則(マックスウェルの
方程式)です。この法則の中に光速度cが入ってますか
ら、cは相対性原理によって不変でなければならない。
これは
『光速度不の原理』
と呼ばれます。
第2回 5月22日
『時間の遅れ、空間の縮み』
この解説はまた後でやります。
コロナ失政、最大なモノはワクチン開発忘れ
(朝日新聞からの引用)
高齢者への接種が12日、始まる。使われるの
は海外製で、日本メーカーも開発に着手はし
ているものの、実用化のめどはたっていない。
国産ワクチンは、なぜここまで出遅れてしま
ったのか。。。。。。
(引用終わり)
これは長い記事なので引用しないが、この
記事の最後のところで政府の補助について述
べている。アメリカはワクチン開発に当初1
兆円規模の資金を投じた。これが『ワープ
スピード作戦』というものだった。ところが
わが日本はたった100億円!アメリカの1
00分の1。まさに『スロースピード作戦』!
その100億円も製薬会社が護送船団方式
で受け取りどれだけワクチン開発に直接使用
されたのかが分からないし、政府のチェック
もない。
菅政権はコロナ対策で馬脚を表したが、そ
の中でが大きいのが肝心なワクチン開発の失
敗だ。いまだに国産ワクチンが出来ないだけ
で総辞職に値する。
菅政権、『核による先制攻撃』意図、これが信じられるか?
(読売新聞からの引用)
加藤官房長官は6日の記者会見で、敵が核兵器で攻撃しない限り自ら核兵器を使わないとする核兵器の「先制不使用」を米国が宣言することについて、「我が国の安全保障に十全を期すことは困難だ」と述べ、懸念を表明した。
(引用終わり)
皆さん、これ、信じられるか?日本は世界でただ
然の国是ではないのか。
ところが、ところが、菅内閣は米国の『核による
先制攻撃はやらない』という宣言に反対したのだ。
つまり核による先制攻撃をしない、という米国の
政策に反対したのだ。
このことは菅政府の右翼内政、外交、軍事政策の
中心をなすもので国民の核廃絶の要望に真っ向から
挑戦するものだ。かねてから菅総理大臣閣下の陰湿
な右翼はね上がり政策にうんざりしてきたが、核兵器
による先制攻撃を米国にせまるとは常軌を逸している。
黒田日銀総裁の悲願『2%のインフレ目標』、10年近く無駄骨
こんな悲願、一般国民は冷たい反応。場合によっては
インフレで物価が上がらなければ『結構なこと』となる。
一体何故国の指導者はインフレにしたがるのか。『3
%ぐらいのインフレになれば国は発展しつづける』と彼
等は説明する。実際カナダなどではたしかに年3%ぐら
いの物価上昇がここ20年も続いているではないか。
物価上昇がつづけば必然的に企業は新しい設備を導入
して生産力をあげようとする。つまり企業の力は増大し
『国力』も上がる。それに伴って賃金も上がることに
なるのだ。
黒田日銀は最初3%のインフレ目標をめざすと言った
がそれが不可能とみるや『2%目標』に切り替えた。し
かしそれでもインフレはおこらなかった。つまり『モノ
が有り余っている』のだ。お金が有り余ってモノがなけ
ればインフレは起こる。モノが有り余っているのに、お
金だけ大量に発行してもインフレは起こらない。これが
黒田日銀の勘違いなのだ。
それなら何故モノが有り余っているのか。それは中国
が安い賃金で大量のモノを作っているからだ。つまり、
中国の安い賃金の労働者の犠牲の上に日本には安いモノ
があふれている。資本主義の矛盾と共産主義の矛盾の
せめぎ合い。これが黒田総裁を困らせている。