黒田日銀総裁の悲願『2%のインフレ目標』、10年近く無駄骨
こんな悲願、一般国民は冷たい反応。場合によっては
インフレで物価が上がらなければ『結構なこと』となる。
一体何故国の指導者はインフレにしたがるのか。『3
%ぐらいのインフレになれば国は発展しつづける』と彼
等は説明する。実際カナダなどではたしかに年3%ぐら
いの物価上昇がここ20年も続いているではないか。
物価上昇がつづけば必然的に企業は新しい設備を導入
して生産力をあげようとする。つまり企業の力は増大し
『国力』も上がる。それに伴って賃金も上がることに
なるのだ。
黒田日銀は最初3%のインフレ目標をめざすと言った
がそれが不可能とみるや『2%目標』に切り替えた。し
かしそれでもインフレはおこらなかった。つまり『モノ
が有り余っている』のだ。お金が有り余ってモノがなけ
ればインフレは起こる。モノが有り余っているのに、お
金だけ大量に発行してもインフレは起こらない。これが
黒田日銀の勘違いなのだ。
それなら何故モノが有り余っているのか。それは中国
が安い賃金で大量のモノを作っているからだ。つまり、
中国の安い賃金の労働者の犠牲の上に日本には安いモノ
があふれている。資本主義の矛盾と共産主義の矛盾の
せめぎ合い。これが黒田総裁を困らせている。
日本の大学ランキング、トップ2に東北大と東工大、の大笑い
(朝日新聞からの引用)
英教育専門誌「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)」は25日、「世界大学ランキング日本版2021」を発表した。総合順位1位は昨年と同じく東北大、2位は東京工業大、3位は東京大だった。
日本版ランキングの発表は17年に始まり、5回目となる今年は国公私立の278大学が対象。教育リソース(学生1人あたりの資金や教員比率など)▽教育充実度(学生に聞いた授業・指導の充実度など)▽教育成果(企業人事担当者による評価など)▽国際性(外国人学生比率や日本人学生の留学比率など)を指標とし、順位を出した。。。。
(引用終わり)
こんな大学ランキングなど日本では一笑されるので
朝日などまともに相手にしないのだが今回は大きく
報道した。『朝日は乙にすましている』との風評を
気にしているのか。
もちろん『大学は哲学と芸術を教える』(サルトル?)
のだから現代最高の哲学は理学部と文学部である。この
点で言えば物理学系理学部は世界トップは東大である。
第一その分野の研究所を比べてみよ。宇宙線研究所、
超高度でノーベル賞受賞者、その候補多数。他の大学、
も及ばない。
一方東大文学部はどうだ。ノーベル賞クラスの作家
大江健三郎など。東北大にどんな作家が?
イギリスTHEという機関はまことにレベルが低い。評
価基準に『留学生の数』?バカ!『学生の評価』?学生
がカミオカンデの研究理解できるか!『企業の人事部の
評価』? バカ!企業の人事部で哲学と芸術が分かるか!