私の本でなく他人の本についてのおたずね?
以下のようなコメント投稿がありました。
光子、電子など量子の干渉縞などまったくの嘘
光子、電子などの2重スリットでの干渉縞をよく
話題にしますがこれはウソです。今は光子1個、電子
1個で実験ができるようになりました。当然のこと
ながら干渉縞など見えません。干渉縞が見えるのは
光子も電子も超多数個入射した実験でのことです。
量子というのはそのようなものです。水面波の干渉
とは違うのです。
可視光線は物体を通りにくい、何故?
光子や電子の物体透過現象について質問がありました
のでお答えします。光子、とくに可視光線は相当薄く
しても金属や半導体を透過しません。これは光子が、
荷電粒子、特に自由電子と強く相互作用するためです。
これがコンプトン散乱です。もちろんエネルギーの高い
γ線光子はこの限りではありません。
ちなみにガラス、プラスチック、誘電体などは自由
電子がないので透明になります。電子線は電気的相
互作用によって原子と相互作用しますから不透明です。
電子線のエネルギー損失の割合を示すのが『阻止能』
と呼ばれます。この阻止能は電子が止まる寸前に大きく
なります。
作用が極端に弱く地球すら透過することがあります。
ロシアのコロナワクチン『スプートニクⅤ』91.6%の有効性、日本の巨大製薬会社はやらないと?!
(毎日新聞より引用)
5日、訪露中の欧州連合(EU)のボレル外務・安全保障政策上級代表(外相)がラブロフ露外相と臨んだ記者会見。反体制派指導者ナワリヌイ氏の収監決定などを巡り緊迫した雰囲気が漂う中、ロシアのワクチン「スプートニクV」に関する質問が出ると、ボレル氏の声が弾んだ。
この3日前、約2万人が参加したスプートニクVの最終段階の治験で91・6%の有効性が確認されたという中間結果が英医学誌「ランセット」に公表された。60歳以上でも同様の有効性があり、重い副作用は確認されず、接種を受けた後に発症した場合でも重症化した事例はなかったという。
この論文の発表後、ロシア製ワクチンに懐疑的だったEU加盟国でも「良いデータを受け取った」(メルケル独首相)など好意的な反応が相次いでいる。欧州各国がワクチン供給の遅れに頭を悩ます中、独自にスプートニクVの購入契約を結んだハンガリーは11日から接種を開始した。他の加盟国はEUで医薬品の審査を行う欧州医薬品庁(EMA)の承認手続きが終わるまで待つ方針だが、安全性が確認されれば、購入の動きが加速しそうだ。
(引用終わり)
日本の巨大製薬会社は世界的にトップクラスで抗がん剤
、抗生物質などの開発では世界の先頭を切っている。ノー
ベル医学生理学賞もいくつも接近している。
その日本で今回のコロナワクチンで大変な遅れをとって
いるのだ。そのため世界の主要国はすでに12月からワクチン
接種が始まっているのに日本はやっと本日医療関連者の接種
となった。
一体ロシアや中国ではコロナワクチン開発が1年前から始ま
ったのに日本はどうしたのだ。理由は簡単。
『ワクチンは儲からないからやらない』
と。信じがたい言い訳だ。企業が儲からないというなら政府
が儲かるように資金援助をすればいいのだ。
国民が戦時中のようなインフルエンザの流行に恐れおのの
いているとき『自由主義経済』は金もうけが第一とうそぶく
経営者、それをコントロール出来ない政府。ここに『自由
民主主義』の弱点をさらけ出した。
さらに大槻からのコメント、『運営側のコメント』などないです、しかもIQmanなんて!
IQmanさんて運営側のひとですよね。
昨日はH大出身の友人がいるというコメントで書き換えられていますが。
それに対する返信ですよ。
(大槻からの回答)
コメント欄の書き込みに『大槻側のコメント操作』なんて
姑息なものはありません。IQmanもまったく知らない人ですよ。
この人のコメントには読者から『遮断しろ』という声がたくさん
来ていますが私はそんなことしません。
トンチンカンな質問にトンチンカンな回答
(本ブログのコメント欄への質問)
silegene博士、量子コンピューターってどういう仕組みなんですか?僕が思うには、機械の中身がからっぽで、無線でつながっていて、光のスピードでは限界がるから漁師もつれのスピードは何億光年の距離を瞬時に伝えられるから、高速で情報処理できるってかんじですが、違うのでしょうか?
(上の質問への回答)
-
新潟に行ってひろ大出身ですと自己紹介したところ、大部分の方が弘大出身と思ったようでした。
- (以下大槻からのコメント)
- IQmanさんの質問もおかしいですがそれよりとんで
- もない回答がsilegeneからきました。放置もできない
- ので私から回答します。
- 実は『量子コンピュータ』という言葉は混乱がある
- のです。これを『量子力学を使ったコンピュータ』と
- 定義しますと現在のコンピュータも量子コンピュータ
- ですね。半導体の量子順位を使っているからです。
- そこで新しいコンピュータはこれ以上の量子力学を
- 用いるものを言うわけです。つまり現今の半導体1順
- 位ではなく他の量子順位も使うものです。
- またさらに量子力学のイージングモデル(一種の量子
- の相転移)を使って『最適化解』を求める量子コンピュ
- ータもあり、それがカナダd-waveコンピュータです。
- これとは別に量子モツレを利用して究極の暗号通信
- も一種の量子コンピュータです。
大槻先生の著書の『物理学演習』(1987年4月発行、1997年第3刷)に出てくる干渉じまは、上記「今は」に含むと考えていいのでしょうか?
あと気になるのが、スプールとかループとか出てきて、スプールは日本語に直すと糸巻きかなと思うのですが、ループのほうは、ループ量子重力のループと日本語だと区別できませんが、特に区別する必要はないのでしょうか?
(大槻からの回答)
培風館の『物理学演習』のことですか?スプールなどという
言葉、私のこの本の何ページに書いてありますか。教えてくだ
さい。もしかして他人の人の著書?それならその人にお聞きく
ださい。