仮想通貨ビットコインの怪、1年で4倍に値上がり、一日で14%もの上下の大博打
最近不思議な『通貨』がある。この通貨が『仮想通貨』
で、その代表格なのが
である。これが驚き。
ここ1年ほどでおよそ3倍に値上がり!すなわち1年
ほど前、1ビットコインが100万円ほどだったのが
フト気がついてみると本日現在404万9000円。
つまりこの1年程度で4倍を超えたのだ。
このコロナで経済も政治も社会もメチャメチャ。こ
うなると『価値』が超上昇したのがビットコイン??
一体どんな価値?どこを探しても価値などない。価値
などないから『仮想通貨』なのだ。
仮想通貨の信用は国家などが保証するものではなく
ネットによって大勢の人、機関によって監視されてい
る。国家発行の通貨ではその国の信用、成長性、など
が担保され、その通貨が変動する。しかし仮想通貨に
はその裏付けがないから変動の理由が無い訳だ。
それが一日14%も上下するとはおかしい。おかし
いを通り越してあきれてしまう。これは途方もない
博打ではないのか!?世界的な大博打。博打うちの
世界は博徒の支配。こわいなあ。
国内の大製薬会社はコロナワクチンの開発がやれないなぜ?脆弱な資本主義のも儲け主義と無能な国家
本日の朝日新聞『国産ワクチンはなぜ出遅れ?
開発を阻んだ護送船団』に明らかだ。要するに、
ワクチンは儲からないから国内の大製薬会社は
研究開発をやらないのだ。政府はあわてて補助金
を出したがこれにしたがって開発を手掛けた大企
業はなかった。ヒトの命も儲けが第一。現代の、
自由民主主義の行き過ぎのなれのはて。
それを国家は見て見ぬふり。大企業の顔色を見て
儲け主義に逆らうことなどできない。かくして儲
からないコロナワクチン開発などやらない大製薬
会社に何の口出しもできない政府。
コロナとの闘いは新しい意味での戦争であり、国
家は『戦時体制』をくむべきである。先の戦争では
すべての企業は戦争に組み込まれた。すべての科学
者も研究開発で戦時体制に組み込まれた。ノーベル
賞のわが恩師 朝永振一郎先生すら動員された。コ
ロナとの戦争でも特別立法で大製薬会社と感染症に
関連した研究者を総動員すべきだった。
これに反して中国、ロシアのような独裁主義国家
はいち早くコロナワクチンを開発したのだ。これで
分かった。お金が欲しかったら自由主義を、イノチ
が欲しかったら独裁主義をとれ。それならお金も欲
しいがイノチも欲しい私はどうする?
地方創成キャンペーンの落とし穴
菅総理大臣閣下のウリはデジタル化と地方創成である。
もちろんこれは当然で他の野党内閣でも同じことをやる
だろう。しかしこの地方創成、私には理解困難な部分が
多々ある。
首都圏で地方移住人気度一番は新幹線も通らない茨城
県だという。首都圏のうちで一番『不便な』茨城県が何故
人気度一番なのか。海に面して温かいという誤解があるか
らだろう。実際には西隣の栃木県と平均気温は同じ程度で
ある。
それはともかくとして地方の決定的欠点は教育のレベル
の低さと医療のレベルの低さである。しかしこの2点につい
て住民の多くが気付いていない。『高校のレベルも十分で
東大に合格する生徒も年数名はある』と自信満々。しかし
県内には優秀な予備校は皆無である。浪人生は新幹線通学
するが茨城県にはその新幹線もない。
一方医療の悪さは教育以上である。たしかに町の開業医
はあることはある。歯科医もまあまあ。しかしこの開業医、
医院に常備してるあ検査機器はせいぜいレントゲン程度。
MRIやPETなどあるわけがない。ないどころか、医者がPET
という検査装置の名前も知らなかった!(那須塩原市のあ
る内科クリニック)。
もちろんこの地方にもレベルの高い大学病院はあるが、
紹介状を持参しても予約2,3か月先。(那須塩原市の
国際福祉医療大学病院の例)。もちろん茨城県も栃木県
も『東京寄り』には普通の大学病院はあるがこれは別格。
つまり地方創成はまず何より教育と医療の充実がポイン
トとなる。いやいやポイントになることを認識することが
ポイントである。
タイムマシン朝日新聞記事は一種のオカルト、新年にはふさわしくないか?!
(朝日新聞からの引用)
ドラえもんは22世紀からやって来た。タイムマシンに乗って。
。。。。。。。。。。。
(引用終わり)
上記の論理を分かりやすく述べれば以下のようになる。
今20歳になる双子の兄弟がいた。兄は超高速宇宙船
に乗って太陽の近くのブラックホールに到着、周回軌
道をまわりつづけ1年ほど過ごし21歳になって元の
地球に帰還した。アッと驚き!双子の弟は結婚して、
子供が出来、もう20歳に成長していた。兄の自分は
まだ21歳、弟は45歳!これぞタイムマシンだ、と朝
日新聞。
しかしどうもこの論理はおかしい。兄はこれから結婚
して子供が出来る。その家庭や社会生活は弟がたどった
ものととくに大きな違いはない。つまりせっかく100
億円ぐらいかけて行った宇宙旅行のメリットは何もない
のだ。夢のようなタイムマシンにほとんど意味がないの
だ。
もちろんこの双子の兄弟に意味がなくとも社会全体
に科学文明や経済、政治、社会活動にメリットはない
のか。ない!一般相対論の研究にいささかのメリット
も無いのだ。経済や政治にも何の影響もない。タイム
マシンの記事は反科学ではない。反科学は明白なオカ
ルトである。しかしタイムマシンの話題はナンセンス
である。ナンセンスな科学も一種のオカルトとみなす
べきである。つまり朝日新聞の正月記事も一種のオカ
ルトとみなすことが出来る。
ご挨拶,本年もお読みいただきありがとうございました。
読者の皆様
旧年中は本ブログ記事をお読みいただき、また多種多様
なコメントをたくさんいただきありがとうございました。
このブログはまじめ過ぎて面白くないとのご意見もいただ
き恐縮しております。私としてはなるべく多様な分野を、バ
ラバラに論評することを心掛けたつもりですが。科学、科学
文明、経済、政治、国際関係、教育、社会問題などを集中し
ないように配分する、といった具合。
私の趣味は落語ですから駄洒落も大好き、ボケとの突っ込み
も面白い。たけしの超常現象特番もこの意味で大好き。しかし
文章を書くとなるとこれが一転、まじめになってジョークも書
かなくなります。テレビ、ラジオでは面白おかしくやるのに、
エッセイや本書きになると身構えてしまうのです。
これはたくさんの論文を書きましたからどうしても本書き
の文章は生真面目になってしまうのです。この癖が治らない
のです。その点、コメント投稿が面白い。ブログと全く関係
のない、凧揚げや花火遊びの話題(?)でも削除しないのは
このためです。
2021年も頑張って書きますので読者の皆様、今後とも
よろしくお願い申し上げます。
大槻義彦 2021年12月31日
コロナワクチン接種開始、世界ですでに始まっているのに何故日本だけ3、4か月も遅れるのか
ついに昨日のコロナ感染者は東京で900人を超えた。
このままでは近く1000人を超える恐れもある。『
第3波』どころかこれは第1波の3倍にも達する。つまり
最近の波は第1の巨大波なのだ。ところがわが菅総理大臣
閣下はこの巨大波が始まって東京の感染者が500人を超
えても呑気に『ゴーツートラベル』を煽っていたのだ。
これを渋々やめたのは感染者が800人を超えたころ。し
かも最初は最も感染者の多い東京からのゴーツートラベル
のノラクラが招いたものなのだ。
しかも一番の問題はこれからである。英、米はすでにコロ
ナワクチン接種が進んでいる。高齢者への接種などすでに半
月以前に済んでいる。ヨーロッパでもドイツはもとより、ハ
れが、菅閣下は呑気、ノーテンキなことに『2月末、または
3月から』という。1月中にはその『ワクチンの入れ物=冷凍
庫』の準備をする、とか。
より3か月も遅れるのか!?その間には東京で10万人もの
感染者が出てしまう。この不幸な感染者たちよ、イノチあら
ば、菅内閣打倒を叫べ。
皆さま、メーリークリスマス!と言っても、いやだ嫌だ、このバカ騒ぎ
年の一度のメーリークリスマス!とか、巷は大騒ぎ。
駅前やスーパーではお祝いのケーキが山積して、サン
タに扮したお姉さんが『いらっしゃい、いらっしゃい
ませ』と叫んでいる。キリスト教会の前ならともかく
駅前のサンタ騒ぎにはうんざりする。中野区のどこに
行っても教会などどこにもないのに、隣の家からは、
『キーヨシ、この夜。。。』という音楽。
そういえば国有放送NHKラジオは25日深夜、午前
2時から午前4時まで、なんと2時間ぶっ続けで『クリ
スマスソングの特番』だった。これがもし2時間もNHK
ラジオがお経を流したら放送法にひっかり大騒ぎになる
はずだ。それならキリストの生誕をたたえる歌ならいい
のか?
ともかく、今日は朝から夜までキリスト教に目覚めさ
せられる。ああ、いやだ嫌だ!